寄付は「自分を育てる投資」だった!PIECESの調査で支援者の“自己変容”が明らかに

寄付が「自分をアップデートする投資」に!PIECESの調査で驚きの結果が判明

認定NPO法人PIECESが継続寄付者「PIECESメイト」を対象に行ったアンケート調査で、寄付の新しい価値が明らかになりました。なんと、寄付を通じた社会貢献が、支援者自身の「考え方や行動の変化」に大きくつながっていることが判明したんです! その実感値は10点満点中平均8.6点と、とっても高い数値が出ています。

寄付から自分をアップデートする投資へ

この変化は、ただお金を出すだけでなく、定期的なレポート配信や寄付者限定コミュニティ、イベントへの参加といった、継続的なコミュニケーションを通じて育まれているとのこと。寄付が「一時的な支援」ではなく「社会変革への継続的な参加」と捉えられ、自分の生き方や価値観をアップデートする「投資」の体験として深く機能していることが示されています。

調査の概要

  • 調査対象: 認定NPO法人PIECESの継続寄付者「PIECESメイト」

  • 調査方法: インターネットによるアンケート調査

  • 調査期間: 2026年2月

  • 有効回答数: 30名

  • 調査内容: 寄付の動機、活動への満足度、寄付を通じた自身の意識や行動の変化、コミュニティへの関わりなど

この調査の詳しい報告レポートはこちらで確認できます。

寄付者が語る「世界の見え方の変化」

従来の寄付は「困っている誰か」を助ける一方的な支援と思われがちでした。しかし、今回の調査では、PIECESへの寄付が、支援者自身が日常の中で他者と関わる姿勢、つまり一人ひとりが持つ「市民性」を育むきっかけになっていることが明らかになりました。

寄付者の考え方や行動の変化の実感値

寄付者からはこんな声が寄せられています。

  • 「世界の見え方が変わり、自分や周りの人との向き合い方が優しくなった」

  • 「自分の価値観をフラットに戻し、健やかさを取り戻す大切な時間になっている」

  • 「社会がちょっとずつよくなっていることに、自分も貢献している実感が持てる」

PIECESは、これらの個人的な声が、実は孤独や孤立の予防につながると考えています。

  • 「向き合い方が優しくなる」:専門家が関わる前に、市民が子どもの小さな変化に気づき、優しく関わることで、子どもたちの孤立を未然に防ぐ「優しい間(ま)」の実践になります。

  • 「自身の健やかさを取り戻す」:無理して助けるのではなく、支援する側も健やかであることが、支援の持続可能性を高めます。

  • 「貢献の実感」:誰かに任せるのではなく、自分が社会を良くしているという主体的な意識が、小さなアクションへとつながっていくのです。

個人の変容が社会課題解決につながるモデル

意識の変容が「小さなアクション」を生み出す

PIECESでは、「市民性」を深掘りするための市民向けプログラム「Citizenship for Children(CforC)」も展開しています。このプログラムを修了した人たちも、それぞれの暮らしの中で「小さなアクション」を始めています。

  • 事例①:自分と相手の想いを大切にする「居場所」
    CforC修了生が、公園でのアートワークショップなどを通じて、子どもたちが市民と自然につながれる場を育んでいます。

  • 事例②:施設の1階に「駄菓子屋」を
    重症心身障害児施設を運営する修了生が、施設を地域に開くために1階に駄菓子屋スペースをオープン。近所の子どもたちが気軽に立ち寄れる場になっています。

  • 事例③:大人のための「休憩所」づくり
    「子どもに優しくありたいけれど、余裕がない時もある」という大人のために、オンラインで「子どもに寄り添う人のための休憩所」を開設。支援者自身が弱音を吐ける場を作ることで、間接的に子どもたちの周りに「優しい間(ま)」を広げています。

参加者による実践の一例

現代社会に求められる市民の関わり

2024年4月に施行された『孤独・孤立対策推進法』が示すように、現代社会の孤立問題は、行政や専門家による制度的支援だけでは解決が難しい段階にきています。問題が深刻になる前の日常で、市民一人ひとりの関わりがとても重要になっているんですね。

今回の調査結果は、寄付や学びを通じて自身の「あり方」をアップデートした市民が、制度の隙間を埋める「社会資源」になり得る、という確かな兆しを示しています。PIECESは、こうした市民による「優しい間(ま)」を社会のインフラとして広げていくことを目指しています。

認定NPO法人PIECES 代表理事 斎典道氏のコメント

「専門家がどれほど手を尽くしても、子どもの生活圏すべてをカバーすることはできません。だからこそ、PIECESメイト(寄付者)や修了生をはじめとする、市民一人ひとりのまなざしが優しく変化し、日常の中に新しい関わりが生まれること。その存在そのものが、子どもたちの孤独・孤立を和らげる確かな力になると信じています。

今回の調査で、寄付という行為が『誰かのため』であると同時に、『自分自身が健やかに社会と繋がるための営み(自己変容)』であることが可視化されたことは、私たちにとっても大きな希望です。寄付者の皆さんの内側に生まれた新しいエネルギーが、結果として子どもの周りに『優しい間(ま)』を作っていく。この確かな循環を、これからも皆さんと共に育んでいきたいと強く願っています。」

団体概要

PIECESロゴ

名称:認定NPO法人PIECES
設立:2016年6月22日
代表理事:斎典道
所在地:東京都文京区本郷3-30-10 本郷K&Kビル5F 小野田総合法律事務所内 social hive HONGO
公式ウェブサイト:https://www.pieces.tokyo/
公式Instagram:@pieces.tokyo
公式X(旧Twitter):@pieces_tokyo

PIECESは、子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムや啓発活動を実施。一人ひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のウェルビーイングをつくることができると考えています。

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