自治体の「ごみゼロ」を支える!専門家を育てるプログラム「ZERO WASTE FUTURES」第0期受講生を募集開始!

廃棄物問題に立ち向かう「伴走者」を育成

地球温暖化の深刻化や資源の限り、そして最終処分場のひっ迫など、私たちの周りの廃棄物問題は年々、深刻さを増しています。持続可能な社会への切り替えは、もはや待ったなしの状況と言えるでしょう。

このような背景を受け、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンは、日本の環境政策をさらに加速させるため、全国の地域や自治体で「ゼロ・ウェイスト®︎」を実際に推進する「伴走者」を育てる新しいプログラム「ZERO WASTE FUTURES」を開講します。

このプログラムでは、ゼロ・ウェイスト・ジャパンがこれまで培ってきた、世界の政策トレンドや先進事例の知識、そして国内各地での地域に合わせた施策支援の経験をぎゅっと詰め込んだカリキュラムが提供されます。約3ヶ月にわたる実践的なワークや対話を通して、地域から循環型社会への移行をリードする人材を育てることを目指しています。

なぜ今、「伴走者」が必要なの?

これまで大量生産・大量消費が当たり前だった経済の仕組みの中で、廃棄物の問題はどんどん深刻になっています。ごみ処理の問題だけでなく、資源の採掘や大量廃棄が自然環境を壊したり、気候変動の原因となる温室効果ガスを増やしたりと、社会全体で向き合うべき重要なテーマになっているんです。

国もカーボンニュートラルや循環経済への移行、地域循環共生圏の形成などを目指して、さまざまな政策を進めています。自治体もロードマップ作りや補助金制度などを通じて、具体的な取り組みを後押しされています。

自治体や地域の役割が大きくなっている今、これまでの「ごみ処理」という枠を超えて、脱炭素や資源循環の視点を取り入れた戦略的な施策が求められています。そして、環境政策を単なるルールやコストと捉えるのではなく、本来持っている経済的な価値や福祉的な価値を十分に発揮できるものにしていくことが大切です。

「ZERO WASTE FUTURES」は、こうした自治体の取り組みをサポートできる人材を育てることを目的としています。ゼロ・ウェイスト®︎に関する専門知識と、それぞれの自治体の特徴や条件を見極める力を身につけ、施策の計画から実行、評価、改善までを一貫して支援できる力を養います。このプログラムを修了した皆さんが、全国各地でゼロ・ウェイスト®︎の大きな可能性を切り開く存在になることを願っています。

ZERO WASTE FUTURES

どんな人を育てるの?

このプログラムで目指すのは、こんな人材です。

  • 地域の廃棄物管理システムを改善し、環境への負担を減らしつつ地域経済も活性化させるような、ゼロ・ウェイスト®︎の政策や計画を作れる人

  • 地域社会で、持続可能な廃棄物管理やごみ削減の取り組みを、自分から積極的に、そして継続的に進められる人

  • 適切なごみの削減・分別・処理方法を広く伝え、ゼロ・ウェイスト®︎の考え方を社会に広める発信力や、みんなの意見をまとめる力を備えた人

重点的に身につける能力

  • ゼロ・ウェイスト®︎に関する専門性:データ収集・分析、廃棄物処理技術、ゼロ・ウェイスト・ヒエラルキーの適用など、根拠に基づいた専門知識

  • 政策立案・アドボカシー:法的枠組み(国/地域)の理解、政策立案への提言、意思決定者を説得するための戦略的アプローチ

  • ファシリテーション:多様な関係者の理解と巻き込み、効果的なコミュニケーション、共感力、チームビルディング、自己省察

主宰・講師 坂野晶氏からのメッセージ

坂野晶氏

プログラム主宰・講師の坂野晶氏は、「私のごみとの関わりの原点は、日本で初めて『ゼロ・ウェイスト宣言』を行った上勝町での活動にあります。しかし、ひとつの成功事例があるだけでは、他の地域が自然に動き出すわけではない――その現実を痛感し、私は一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンを立ち上げました」と語っています。

「以来、規模も背景も異なるさまざまな地域に伴走してきました。地域での取り組みを増やしていくことは、非常に時間がかかり、ときに途方もなく感じられることもあります。それでも、変化は、誰かが伴走し、寄り添い、地域の中と外とをつなぎながら、一歩ずつ積み重ねていくことでしか生まれません。そして同時に、地域が本気で取り組めば、確実に変化を起こせるという可能性も、現場で何度も実感してきました。」

「いま、『取り組まなければ』と感じている自治体・地域は確実に増えており、社会の潮目は、少しずつ変わり始めています。しかし、そこに伴走できる人材が圧倒的に不足しているのが実情です。環境問題の知識があるだけでも、地域事情に詳しいだけでも、企業での経験があるだけでも足りません。必要なのは、それらを繋ぎ、複雑な要素を統合しながら、実践を着実に前へ進められる力です。」

「本プログラムを通じて、ゼロ・ウェイスト®︎や資源循環、サーキュラーエコノミーの領域で、本気で地域に伴走できる人を育てたいと考えています。各地で同時に取り組みが進み、やがて社会全体が新たな局面へ転換する――そんな未来を、ぜひ一緒に目指しませんか。」

プログラムの詳細

講義スケジュール

2026年4月25日(土)から8月1日(土)までの約3ヶ月間、3回の対面講義と視察合宿、そして6回のオンライン講義で構成されています。ワークやディスカッションを大切にするため、オンラインの回も基本的にリアルタイムでの参加が条件となります。

最終課題として、ご自身で選んだ自治体を対象にした「ゼロ・ウェイスト計画」を作成していただきます。これが合格点に達した方には、「Certified Zero Waste Coordinator」の認定が授与されます。

講義スケジュール

募集概要

  • 定員:10名程度

  • 参加費:法人500,000円/個人300,000円(税別)

    • 支払い期日:2026年4月15日

    • どちらも1人あたりの金額です。

    • 対面開催時にかかる宿泊費、交通費、食費などは、各自のご負担をお願いします。

    • 学生の方やその他経済的な理由で全額の支払いが難しい方を対象とした特待制度の枠があります。面談時にご相談ください。

募集期間

  • 一次締切:3月20日(金)23:59

  • 二次締切:3月25日(水)23:59

    • 一次締切までにお申し込みいただいた方を優先的に面談します。

    • 応募多数の場合、一次締切で募集を終了する場合があります。

オンライン説明会

主宰の坂野晶氏と協力企業であるハーチ株式会社 代表取締役 加藤佑氏によるオンライン説明会が開催されます。今なぜ自治体におけるゼロ・ウェイスト®︎の推進が重要なのか、本講座が目指すもの、参加者に期待する姿勢などについて、グローバルに活動するお二人がお話しします。

詳細・応募はこちらから!

主催団体について

一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン

ZERO WASTE JAPAN

ゼロ・ウェイスト®︎の実現を目指し、地域・自治体や事業者に対して、廃棄物削減や資源循環に関する施策の計画から導入、見直し、評価までを、長期的にサポートしている団体です。従来のリサイクル中心の「ごみにしない」モデルだけでなく、「ごみを生み出さない」モデル(循環型の生産・流通・販売モデルや、それを支えるプロダクトデザイン)を重視しています。多様な関係者と協力しながら、施策の実現と継続的な発展を推進しています。

お問い合わせ先

一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン
academy@zwjapan.org

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