コングレ全体の温室効果ガス排出量を算定!
コングレでは、本社・支社オフィスや直営MICE施設、指定管理者施設を含む2024年度の事業活動全体で、合計38,746 t-CO₂e(二酸化炭素換算トン)のGHG排出量があることが分かりました。
算定の結果、排出量の大部分はScope3(サプライチェーン排出)に起因しており、特に「購入した製品・サービス」が大きな割合を占めているそうです。また、「電気(Scope2)」も主要な排出源であることが判明し、施設運営事業やそれに付随するサプライチェーンの排出構造が、定量的に確認されました。
これは、施設運営とMICEの企画運営の両方を行っているコングレの事業特性が、排出構造にも反映されていることを示しています。
展示会でのイベントLCAも実施!
さらに、コングレは一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)と共催した「第2回 Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」で、イベントLCA(ライフサイクルアセスメント)の考え方に基づいた排出量算定も行いました。
この展示会では、会場エネルギー、飲食、廃棄物、展示施工・装飾、物品レンタル、印刷物、関係者の移動・宿泊など、多岐にわたる範囲でGHG排出量を算定。その結果、合計103.3 t-CO₂eの排出量となりました。
特に注目すべきは、国内のイベントにおけるGHG算定の取り組みが広がる中で、出展者の協力のもと、出展ブース単位での排出量算定にも挑戦した点です。これにより、展示会全体だけでなく、各ブースの排出状況まで細かく可視化され、施工方法や資材選び、移動手段の見直しにつながる貴重な基礎データが整備されました。

「第2回Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」の開催概要は以下の通りです。
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会期: 2025年11月26日(水)〜27日(木)
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会場: ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター(グランフロント大阪 北館 B2F)
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主催: 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
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共催: 株式会社コングレ
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出展規模: 81社・団体、87小間 (内海外:韓国2社、イタリア1社、中国1社)
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来場者数: 3,006名
算定結果が示すことと今後の展望
今回の算定で、コングレの事業活動全体と展示会における排出の傾向が、多層的に整理され「見える化」されました。これにより、これからどの領域を優先的に削減していくべきか、その検討基盤がしっかりと整ったと言えるでしょう。
今後は、この排出構造の把握を基に、事業特性に合わせた具体的な削減施策を進めていく方針です。特に展示会・イベントや施設運営においては、関係企業と連携しながら、実効性のある削減プロセスを構築していく計画です。
具体的には、以下の3つの段階的な取り組みを推進するとのこと。
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展示会・イベントにおけるLCA算定の継続実施
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施設利用者・主催者向け算定支援の検討
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優先領域の整理および情報開示の充実
コングレは、サステナブルなMICEの企画運営と事業運営をこれからも推進していく意気込みです。
コングレとZeveroについて
今回の取り組みは、コングレとZeveroがMICEにおける脱炭素支援とサステナブルMICEの推進を目的に協業したことで実現しました。
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株式会社コングレ: 『未来が生まれる、「場」をつくる。』を掲げ、MICEを通じて社会課題解決や地域活性化に取り組み、サステナブルな社会の実現を目指しています。国際会議の運営やMICE施設、文化施設の運営、展示会・イベントの主催など、幅広い事業を展開しています。
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株式会社Zevero: 企業のサステナビリティ戦略を支援するプラットフォーム&コンサルティングサービスを提供するグローバルスタートアップです。AI技術と専門知見を組み合わせ、サステナビリティ戦略の立案、排出量管理、ESG開示・ブランディングをサポートしています。
次回のJapan Drone開催情報
「Japan Drone」は、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とコングレが立ち上げた、日本初の本格的な民生用・商業用ドローンの展示会です。2016年の初開催以来、ドローン市場の拡大と共に大きく成長してきました。
次回は、2026年6月3日(水)~6月5日(金)に幕張メッセにて、「第11回 Japan Drone 2026」および「第5回次世代エアモビリティEXPO 2026」が開催されます。
詳細はこちらでチェックできますよ!



