映画の力で地域を活性化!「下妻アカデミー」が目指すもの
今回のプロジェクトは、単なる映画製作にとどまりません。映画を通じて得られる学びや経験を地域に還元し、教育、人材育成、地域産業、そして暮らしへと持続的に繋げていく「下妻アカデミー」が発足します。
下妻市は、2004年公開の映画『下妻物語』で全国にその名を知らしめました。そして22年経った今、再び映画と真剣に向き合い、「映画の力が地域に根付くまち」を目指して官民学連携でシティプロモーションを進めています。
下妻市は、筑波山の麓に広がる豊かな田園風景を守りつつ、都心から約60km圏内という立地を活かして発展を続けています。優良企業の誘致や住宅政策にも力を入れ、「選ばれるまち」を目指しているそうです。
柴咲コウ監督の意気込み
柴咲コウさんは、今回2度目の監督作品となることについて、次のようにコメントしています。
「自分にとって二度目の短編映画監督作品をMIRRORLIARで作ることができてとても嬉しく思っております。前作『巫.KANNAGI』は貧困に焦点を当て、社会がひっそりと抱える暗部と見えない世界の交わりを描いてみました。今回は折角なので切り口を思いっきり変化させて、しかしその中でも因果や縁という、自分自身が常に大切にしている感覚を面白く表現してみたいなと思っています。前作とは違うアプローチでまた作品が作れることを楽しみにしています!」
MIRRORLIAR FILMS PROJECTとは
「MIRRORLIAR FILMS PROJECT」は、伊藤主税さん、阿部進之介さん、山田孝之さんらがプロデュースする短編映画製作プロジェクトです。2020年に始動し、「誰もが映画を撮れる時代をつくる」ことを理念に掲げ、プロだけでなく地域や住民と共に作品を創り上げてきました。

企業版ふるさと納税も活用し、地域の魅力発信や人材育成、地域活性化に貢献している、まさに参加型のプロジェクトなんです。
映画製作プロジェクトの全貌
今回の映画製作のコンセプトは「今、帰る場所。」。下妻市にゆかりのある人々が「いつか帰りたくなるまち」という記憶を呼び起こすような作品を目指します。
プロジェクトでは、市内の県立高校と連携し、学生たちが映画製作を通じて主体性や協調性を育み、個性を発揮する機会を提供します。プロの指導のもと、オリジナル映画作品を製作する予定です。
地域住民を中心とした実行委員会も組織され、準備から撮影、プロモーション、公開まで、地域が一丸となって取り組む体制が構築されます。これにより、地元の魅力を再発見し、地域への誇りを醸成することを目指しています。
製作される作品は、下妻市を舞台とした長編映画1作品、短編映画2作品(うち1作品は柴咲コウ監督作、もう1作品の監督は後日発表)、公募による短編作品3作品、高校生によるワークショップ短編1作品、そして市民の活躍に焦点を当てたメイキング作品も予定されています。


「下妻アカデミー」が育む「人間力」
「下妻アカデミー」では、映画製作と並行して教育プログラムが構築されます。これからの社会で求められる「人間力」を育むことが大きな目標です。
具体的には、以下の3つの力を重視しています。
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正解のない問いに向き合い、自ら考え抜く力
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他者の背景に寄り添い、共に生きる想像力
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日常の中に価値を見出し、未来へとつなぐ視点
映画製作の現場でこれらの力を養い、変化の激しい時代を生き抜くための「人間力を育む学び」を地域に根付かせていくとのことです。
循環型地域モデルで未来へ
「下妻アカデミー」は、一度きりの事業ではありません。このプロジェクトで育った人材が、その経験や学びを次の世代へと継承していく「循環型地域モデル」を目指しています。
映画を通じて培われた「伝える力」「魅せる力」「物語る力」は、農業、商工業、観光、地域活動など、さまざまな分野に応用されていくでしょう。さらに、こうした学びの環境自体を「教育の視点から見た下妻の魅力」として発信することで、子育て世代の移住・定住にも繋がる価値を創出していく計画です。
今後の展開
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2026年:MIRRORLIAR FILMS Season10 製作開始/下妻アカデミー始動
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2027年:MIRRORLIAR FILMS Season10 公開
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2028年:長編映画公開
下妻市と映画が織りなす、これからの展開が本当に楽しみですね!



