地域からの声に応えて誕生
「tatamama東部エリア」のアイデアは、古賀市周辺で多胎家庭が自主的に活動していたことや、「地元にも、多胎家庭が安心して集まれる場所がほしい!」という当事者の皆さんの声から生まれました。
多胎育児は喜びが大きい一方で、お出かけや情報収集が大変で、ついつい孤立しがちという特別な課題があります。特に、支援や交流の場が都市部に集まりがちな中で、東部エリアでは以前から「地域でつながれる場所を作ってほしい」という声が上がっていたそうです。
仲間と共に正式スタート!地域団体の声
この活動の中心となったのは、tatamama理事で東部エリア担当の廣政さんです。廣政さんがサポーターを募る中で、「一緒にやりたい」「地域で多胎家庭を支えたい」という温かい気持ちを持つ仲間が少しずつ集まり、心強いチームができました。さらに、活動の拠点となる場所も地域の協力で確保できたため、「tatamama東部エリア」として正式に活動を始められました。
地域団体「すまいるはぁと♡」の代表の方からは、コロナ禍での多胎育児の経験が語られました。産院での交流がなく、相談相手もいない中で育児が始まり、当時は古賀市に多胎家庭がつながれる場所がなく、強い不安を感じていたとのこと。「同じ立場の多胎家庭がつながれる場所を作りたい」という思いから「すまいるはぁと♡」を立ち上げ、現在は妊娠期から産後まで、多胎家庭が安心して交流し、情報を共有できる場として活動しています。また、tatamamaとは古賀市の多胎ピアサポート事業の立ち上げを共に進めてきたそうです。

定期交流会と今後の展開
東部エリアでは、これまでtatamamaが大切にしてきた多胎交流会を中心に、地域に密着した活動を行っています。現在、毎月第1火曜日には、グリーンコープふくつ(福岡県福津市)で定期交流会が開かれており、継続的に顔を合わせられる場づくりを大切にしています。

今後は、以下のような活動も段階的に広げていく予定です。
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多胎妊娠中から安心してつながれるプレファミリー教室
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経験者が寄り添うピアサポート活動
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ピアサポーター養成講座
「地元でつながりたい」「誰かと話したい」という多胎家庭の声に応えられるよう、地域の仲間と共に、温かく安心できる居場所づくりを進めていくとのことです。
東部地区代表理事からのメッセージ

一般社団法人tatamama 東部地区代表理事 廣政久仁子さんからは、東部エリアでの活動開始以来、交流会に多くの妊婦さんや育児中の家庭が参加しているという喜びの声が寄せられました。参加者の声やアンケート結果を行政に届ける中で、行政との連携も少しずつ形になり、ピアサポート事業へ参画できたことは、今年の大きな一歩だと話しています。
多胎育児は喜びが大きい反面、物理的に手が足りない場面が日常的に発生します。そうした家庭へ、多胎育児の特性を理解したスタッフが駆けつけ、抱っこや沐浴、授乳補助などを通して、日常の子育てを支えていきたいと考えているそうです。これからも当事者の声を大切にしながら、地域の中で安心して子育てができる環境づくりを、行政や地域の皆さんと共に進めていくと語っています。
一般社団法人tatamamaについて
一般社団法人tatamamaは、「多胎児ママにやさしい街は、すべての人が暮らしやすい街」をビジョンに掲げ、多胎世帯に優しいまちづくりを通じて、女性や子ども、高齢者や障がい者も含む、誰もが暮らしやすいまちづくりに取り組んでいます。多胎世帯の声を行政に届けたり、多胎世帯向けの情報発信、相談会や交流会の開催などを行い、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を目指しています。2023年の設立以来、行政や関係機関、全国の多胎支援団体とも協力しながら、多胎支援の充実に取り組んでいます。
法人概要
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法人名: 一般社団法人tatamama
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所在地: 〒810-0041 福岡市中央区大名1-3-32ラ・コルテ大名203
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代表理事: 牛島 智絵
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設立: 2023年7月21日
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活動内容: 多胎世帯交流会、多胎児ママコミュニティ運営、多胎育児メディア運営、地元企業と連携した多胎世帯向けサービスの提供
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問い合わせ: info@tatamama.org



