誰でも情報にアクセスできる公共空間を目指して
全国の図書館や公共施設では、「誰にとっても等しく情報に触れられる場所」であるために、様々な取り組みが行われてきました。点字図書や音声資料の整備、対面でのサポートなど、視覚に障害のある方への配慮は長年の努力によって積み重ねられています。
そんな中、株式会社よむべえが推進しているのが、生成AIを活用した音声読書器『快速よむべえ』の導入です。この取り組みは、単に文字情報を音声化するだけでなく、その場で内容に応じた読み方を可能にし、情報アクセス環境を大きく前進させる社会貢献活動として注目されています。

『快速よむべえ』が変える公共施設の価値
情報量の増加や多様化が進む現代において、すべての資料の音声版や点字版を事前に用意することは、施設にとって大きな負担となります。
そこで重要になるのが、「印刷物のまま情報にアクセスできる設備を整える」という視点です。これにより、事前の準備に依存せず、施設全体のアクセシビリティを高めることが可能になります。株式会社よむべえは、個人の自立した活動を尊重し、空間や設備そのものが自然に利用しやすいよう整えられていることが重要だと考えています。
『快速よむべえ』は、この考え方を日常的に機能させる環境設備を補完します。導入によって、施設では次のような変化が生まれます。
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情報アクセスのタイミングに制約のない環境
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特定の支援に依存しない、安定したアクセシビリティが空間として確保される
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「読めないから諦める」状況が起こりにくい利用体験価値の向上
これらの変化は、施設自体の価値を高め、誰もが利用しやすい公共空間へと進化させることにつながります。
製品の詳細については、以下のリンクをご覧ください。
音声読書器『快速よむべえ』
ふるさと納税で持続可能な環境整備を
株式会社よむべえは、企業版ふるさと納税制度を活用し、予算に制約がある自治体や施設でも無理なく『快速よむべえ』を導入できるよう支援しています。これにより、アクセシビリティに配慮した公共空間の拡大に取り組んでいます。
支援技術に知見のある企業が自治体や施設と連携し、アクセシビリティという社会課題の解決に直接関わることは、単なる資金支援にとどまりません。現場の課題や利用実態を踏まえた専門性を活かした環境整備に参画できる点で、大きな社会意義があります。
この制度を通じた導入は、一時的な実証やイベントで終わることなく、設備として施設に備えられ、地域の中で日常的に使われ続ける取り組みとなります。このような持続可能な社会貢献の循環が生まれることで、アクセシビリティに配慮された公共空間が地域に定着し、「その場所に行けば誰もが情報にアクセスできる環境」が持続的に広がっていくことが期待されます。
導入事例
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県立長野図書館及び長野盲学校、松本盲学校
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日野市立中央図書館
今後の展望
株式会社よむべえは、施設の利用実態や地域特性を踏まえた導入支援を継続し、予算やスペースが限られる中でも「まず一つ、情報アクセスの環境を整える」という一歩から、アクセシビリティに配慮された公共空間の拡大を進めていきます。
また、導入後の活用状況や利用者の声を取り入れながら、持続可能な運用と視覚障害当事者の声を反映した検証・アップデートを通じて、誰もが情報にアクセスできる地域社会の実現に貢献していくとのことです。
会社概要
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会社名:株式会社よむべえ
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所在地:東京都台東区
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代表取締役:新井 利貴也
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事業内容:視覚障害者向け音声読書機、歩行ナビゲーションアプリなどの開発・提供



