三朝町の人気者「ミササラドン」がAIになって健康を応援!
鳥取県三朝町と株式会社Y4.comが、地域キャラクター「湯けむり怪獣 ミササラドン」を3Dキャラクター化した対話型AI「ミササラドン3D Genki AI」を導入する取り組みを開始しました。これは、自治体向けPHRプラットフォーム「GENKIMIRU」のヘルスケアAIエージェント「Genki AI」を活用したもので、町の人気キャラクターが“話せるAI”として住民の健康を楽しくサポートしてくれます。

この取り組みは、データに基づいた継続的な健康支援に「地域への愛着」を組み合わせることで、全世代の参加意欲や継続率の向上を目指すモデルケースとして注目されています。
健康支援の課題と新しいアプローチ
多くの健康アプリは、使い始めは好調でも数週間から数カ月で利用されなくなることが課題とされています。そのため、自治体の健康施策では「継続率」が非常に重要です。
「Genki AI」は、個人のPHR(Personal Health Record)データを活用し、住民の状態に合わせた声かけや自己認知の支援、アプリ操作のサポートを通じて、健康行動が「続く」ことを目指しています。三朝町には、温泉や自然といった地域資源と深く結びついた暮らしがあり、ミササラドンは住民に長年親しまれてきました。今回の取り組みでは、デジタルによる健康支援にミササラドンを起用することで、無機質になりがちな支援を「町の伴走者」に変え、より自然な形で住民が健康づくりに参加し、継続できるよう工夫されています。
「ミササラドン3D Genki AI」の3つのすごいポイント!
1. 「話したくなる」3D対話体験で、始めやすさと続けやすさを実現
スマートフォンの中で表情豊かに動く3Dミササラドンが、住民に寄り添う優しいトーンで話しかけてくれます。通知だけではなく「対話」になることで、デジタルツールに不慣れな人でも気軽に使い始められ、継続しやすい体験が提供されます。
2. PHRと連動した“パーソナル健康コンシェルジュ”
歩数や睡眠、心拍数といったPHRデータ(連携範囲は実証設計による)の傾向に基づき、「今日は少し休息を増やしましょう」「まずは5分だけ歩いてみませんか」といった、小さな行動変容につながる具体的な提案をしてくれます。なお、このサービスは診断や治療を目的としたものではなく、必要に応じて専門家や相談窓口への案内も行われます。
3. 地域活性化にもつながるインセンティブ設計
健康行動(例:記録継続、一定歩数達成、睡眠改善チャレンジなど)を達成した住民には、三朝温泉や地域の施設と連携した特典(ポイントや特典画像など)がプレゼントされます。これにより、健康増進が医療費の抑制だけでなく、観光や商業、コミュニティの活性化にもつながる「循環型モデル」を目指しています。
三朝町でのプロジェクト詳細
この「三朝町『ミササラドン3D Genki AI』健康支援」プロジェクトは、2026年12月6日から2027年3月31日までの期間、三朝町住民5,600名を対象に実施されます。内容は、3D対話、PHR連動の声かけ、アプリ操作支援、健康チャレンジ、そして必要に応じた専門職や相談窓口への接続が含まれます。
評価指標としては、継続率(DAU/MAUなど)、記録継続率、歩数や睡眠などの行動指標、満足度、参加者の自己効力感などが用いられます。
全国のご当地キャラクターも「Genki AI」になるチャンス!
Y4.comは、今回のプロジェクトの最大の特長である「地域カスタマイズ・テンプレート」を活かし、他自治体への展開も積極的に行っています。AIのコア部分(安全設計、対話ロジック、データ連携)は共通基盤として維持しつつ、キャラクター、口調(方言)、地域情報、健康チャレンジ、特典設計などを自治体ごとに自由に変更できるパッケージとして提供されます。
これにより、既存のご当地キャラクターや名産品、観光資源をそのまま「健康支援の顔」として活用できるほか、フレイル予防や健診受診率向上、孤立予防、重症化予防といった課題に応じたシナリオ切り替えも可能です。また、健康行動の変化をデータで把握し、行政施策の効果検証(EBPM)や改善に役立てることもできます。
Y4.comでは、2026年度に「ご当地キャラクター×Genki AI」モデル導入自治体(先着10団体)を募集しています。自治体が持つ2D画像などのキャラクター素材から、3D化、対話トーン設計、健康チャレンジ設計までをパッケージで提供するとのことです。
株式会社Y4.comの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://y-4.jp/ja/


