神田外語大学生が作った日英版「震災復興新聞」を福島県へ贈呈!福島の「今」を世界に発信

学生が福島の「今」を伝える「震災復興発信プロジェクト」

神田外語グループは、2023年に福島県と包括連携協定を結んで以来、教育活動を通じて福島県との連携を深めています。

このプロジェクトの中心を担うのは、グローバル人材の育成を目指す神田外語大学・柴田真一ゼミの学生たちです。2025年8月には福島県浜通り地域を訪れ、震災復興や新しい産業、特産品、地域振興など、福島の過去・現在・未来を自分の目で見て取材しました。この経験と学びが、日英版震災復興新聞『福島とともに』の制作につながっています。

贈呈式では、学生たちが内堀福島県知事に新聞と震災復興ビールを直接手渡す予定です。この新聞は、今後、神田外語大学の海外提携校へも発信され、学生たちの言葉で福島の現状や取り組み、人々の思いや挑戦が世界に伝えられることになります。

展示施設でガイドが来場者グループに説明をしている様子

日英版震災復興新聞『福島とともに』ってどんな新聞?

この新聞は、行政や企業の取り組みだけでなく、福島で活動する人々の声や思いを大切にしながら、福島の「今」を多角的に世界へ伝えることを目指して作られました。

日本語版『福島とともに』と英語版『Together with Fukushima』の2言語で構成されており、英語版は海外の読者にも分かりやすい表現や構成が工夫されています。福島県への贈呈後も、大学の海外提携校でのプレゼンテーションなどで活用され、福島の姿を世界に発信する大切なツールとなります。

広野町産バナナを使った震災復興ビール『綺麗ALE』

震災復興ビール『綺麗ALE』は、震災復興新聞の内容をより多くの人に知ってもらい、福島の「今」に触れるきっかけを作るための発信媒体として企画されました。

原材料には、広野町産の「朝陽に輝く水平線がとても綺麗なみかんの丘のある町のバナナ(愛称『綺麗』)」が使われています。このバナナには、広野町の美しい自然と震災からの復興への願いが込められており、学生たちはその背景にあるストーリーにも注目しました。

ビール醸造所のような場所で男性たちが作業している様子

ビールの醸造は株式会社大鵬が、原材料の提供は株式会社広野町振興公社が担当しました。学生たちは、現地での学びをもとに、味わいや香り、色合いについて醸造担当者と何度も話し合いながら企画を進めたそうです。ラベルデザインも学生が手がけ、新聞のデジタル版にアクセスできるQRコードを印刷することで、ビールを手に取った人が福島の現状を知るきっかけになる工夫がされています。

『綺麗ALE』は、贈呈式で初めてお披露目され、内堀福島県知事へ贈呈されます。贈呈式後には、株式会社大鵬が運営するクラフトビール醸造所併設レストラン「HANEDA SKY BREWING」などで提供・販売される予定です。

学生と教員の声

柴田ゼミ ゼミ長 関口 椋久さん

関口さんは、取材を通して「震災からの復興は、数字や制度だけでは語れない、人の思いや日常の積み重ねだと実感した」と話しています。この新聞とビールが、多くの人が福島の「今」に触れ、未来へ目を向けるきっかけになることを願っているそうです。

担当教員 柴田真一先生

柴田先生は、学生たちにとって幼少期の記憶だった東日本大震災や福島が、フィールドスタディや制作活動を通じて「自分ごと」へと変わっていったと語っています。贈呈式は一つの節目ですが、福島の「今」を発信していく取り組みはここからが本番であり、学生たちがその担い手として活動を続けていくことに期待を寄せています。

贈呈式とプロジェクト概要

日英版震災復興新聞贈呈式 開催概要(予定)

項目 内容
日時 2026年1月26日(月) 13:00~13:20
会場 福島県庁 本庁舎5階 正庁
主な出席者 内堀雅雄 福島県知事、神田外語グループ 理事長 佐野元泰、神田外語大学 柴田真一ゼミ 学生 など

震災復興発信プロジェクト概要

項目 内容
主催 神田外語グループ
特別協力 福島民報社
後援 復興庁、福島県、城南信用金庫
協力 共同通信社、毎日新聞出版株式会社、株式会社大鵬、株式会社広野町振興公社

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