岡山大学、J-PEAKSサイトビジットで大学改革を熱く議論!
2025年12月9日、岡山大学で「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」のJSPS伴走チームによるサイトビジットが開催されました。このイベントには、JSPS伴走チームや文部科学省の関係者など35名が来学し、学内からはオンラインで100名以上が参加。大学の事業の進捗状況確認と課題把握が目的でした。

施設見学なし!意見交換に全集中した新しいスタイル
今回のサイトビジットは、従来のような施設見学を一切行わず、すべての時間を組織・制度改革の説明と意見交換に充てるという、新しいスタイルで実施されました。これは、J-PEAKS事業全体のあり方や研究大学群の形成を加速させることを目指し、対等な意見交換やアイデア出し、ネットワークの深化を重視した結果です。参加者全員がカジュアルな服装で臨み、よりオープンな雰囲気で議論が交わされました。

那須保友学長と、J-PEAKSリエゾンを務める佐藤法仁副理事からは、大学の取り組み概要や組織・制度改革について詳しく説明がありました。特に、教員中心の大学法人経営から脱却し、事務職員や技術職員の高位登用、高度専門職の育成といった取り組みが紹介されました。さらに、イノベーション創出強化のための高等先鋭研究院システムの設置や、「岡山大学研究大学宣言」による明確化についても言及されました。

イノベーションの具体的な取り組みとしては、野上保之副理事らが手掛ける林業DXや、学生ベンチャーによる観光DX、そして寺澤孝文教授が開発したマイクロステップスタディなどが紹介され、活発な質疑応答が行われました。URAの内製化やUA制度の再構築、研究拠点の組成方法など、多岐にわたるテーマで意見交換が繰り広げられました。

競争から共創へ!岡山大学の未来戦略
JSPS伴走チームの担当サポーターである名古屋大学未来社会創造機構の藤巻朗特任教授は、「施設見学を行わず全ての時間を意見交換に充てるという新しいスタイルでしたが、有意義な時間を過ごすことができました。残りの事業期間で、岡山大学がどこまで取り組みを進めることができるか期待したいです」と総評しました。
那須学長は、今回のサイトビジットで得られた多くの意見を基に、既存の組織・制度もより良くするためにブラッシュアップし、改正していくと表明。「不易流行」を掲げ、旧態依然とした大学から脱し、絶えず柔軟に変化し続ける姿勢を強調しました。さらに、岡山大学だけでなく、日本全体の研究大学群形成のため「競争から共創へ」「共にできることは共に」という理念で、戦略的に施策を進めていく意欲を示しました。

佐藤副理事も、「議論ばかりの停滞ではなく、まずは決断し、実行。その後に最適化するというプロセスを大切にしています。大学はスピード感を持って変わらなければいけません」と語り、迅速な行動と結果への期待を述べました。

岡山大学は、長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現に向け、J-PEAKS事業を最大限に活用し、研究力強化・イノベーション創出戦略を強力に推進していくとのこと。今後の岡山大学、そしてJ-PEAKS採択大学の挑戦に注目が集まります!
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