現場の知見とZ世代のテクノロジーが融合
若メンは、若者の悩みを社会全体で受け止めるべき課題と捉え、支援体制の拡充に力を入れています。その一環として、若メンの相談データと現場の知見を基に、若者特化型AIを開発するスタートアップ企業「株式会社Z-BULL(ゼットブル)」と連携し、新しい支援の形を構築しています。
株式会社Z-BULLは、若メン相談員の一人であるZ世代の若者が中心となって立ち上げた企業です。若メンは、この連携において理念・安全性・活用方針の監修を行っています。

AIがLINE相談に導入され、支援の質向上へ
この取り組みは、社会実装のモデルケースとして、2026年1月23日より若メンのLINE相談窓口で段階的に導入が始まります。このAIは、相談内容や対話の傾向を分析し、若者特有の言葉遣いや感情の動きを踏まえた応答を行います。これにより、相談対応の補完や相談の待機時間軽減など、現場支援の質の向上が期待されています。
悩みから未来選択までサポートする仕組みへ
さらに若メンとZ-BULLは、日々蓄積される相談内容や対話ログを活用し、若者一人ひとりの関心、価値観、悩みの傾向を分析する取り組みも進めています。これにより、進学や就職、適切な支援機関の紹介など、若者が次の一歩を踏み出すためのサポートを強化する仕組みの開発にも取り組んでいます。

Z世代がZ世代の課題に向き合う新しい支援モデル
株式会社Z-BULLは、若者特化型AIカウンセリングの開発と社会実装を目指し、プレシードラウンドで900万円の資金調達を完了しています。若メンが10年以上にわたり現場で向き合ってきた若者の声や知見を、当事者世代であるZ世代自身がテクノロジーとして形にし、社会に届けていくことを目指しています。
このプロジェクトは、営利・非営利の枠を超え、現場を起点に若者を支える新しい連携モデルとして、今後も発展していく予定です。若者メンタルサポート協会は、これからも現場に寄せられる若者の声を基に、人の支援とテクノロジーを組み合わせた新たな若者支援のあり方を模索し続けます。若者が孤立せず、安心して未来を選べる社会の実現に向けて、取り組みを加速していくとのことです。



