新しい風を吹き込む2つの事業
旧夜久野町構造改善会館がコミュニティスペースに!
旧夜久野町構造改善会館を活用するのは、夜久野町への移住者である石田馨さんが代表を務める合同会社newbreezeです。彼らが提案したのは、(仮称)夜久野「ふれあい館」というコミュニティスペースの運営。
この施設は、移住者と地域住民が気軽に交流できる場となるだけでなく、夜久野の地域資源を活かしたり、地域団体と協力したりして、夜久野の魅力をどんどん発信し、「夜久野ファン」を増やすことを目指しています。2026年度の事業開始を目標に、地域に温かい交流の輪が広がりそうです。

旧川合保育園は就労継続支援事業所へ!
もう一つの旧川合保育園の活用事業では、株式会社ウェルアグリの代表取締役、後守貴博さんが最優秀提案者に選ばれました。彼らは、すでに地域で運営している就労継続支援A型事業所「ウェルポート三和」を旧川合保育園へ移転・拡大する計画です。
これまでの農業・加工・販売といった事業を継続しつつ、地域に開かれた事業所として、高齢者や子育て世代など地域の方々との交流イベントも段階的に実施していく予定です。こちらも2026年度の事業開始を目指しており、地域全体で支え合う場となりそうですね。

福知山市の先進的な取り組み
福知山市は、これまでも未利用公有財産の活用において先進的な取り組みを進めてきました。2024年11月には「廃校Re活用プロジェクト」で行革甲子園グランプリを、2025年1月には「未来の世代に責任をもつ循環型FM+PPP」で日本ファシリティマネジメント大賞優秀FM賞を受賞しています。さらに、大阪・関西万博のパビリオンとして廃校が利活用されるなど、その活動は高く評価されています。
今回のコンテストは、福知山市公共施設マネジメント民間提案制度の一環として実施され、「新たなアイデア」と「新たなプレイヤー」を発掘することを目的としていました。提案者は、5年以上事業を実施することを条件に、施設建物の無償譲渡と土地の5年間無償貸付を受けることができます。
2025年7月25日には、コンテストの対象施設を見学する「スモールコンセッションフェア&公有財産現地見学ツアー」も開催され、企業や大学関係者など25名が参加しました。国土交通省による基調講演やトークセッションの後、実際に施設を訪れて活用アイデアを具体的にイメージする機会が提供されました。

福知山市は、2020年8月4日に株式会社京都銀行(現:京都フィナンシャルグループおよび株式会社京都銀行)と京都北都信用金庫と公民連携促進に関する連携協定を結んでおり、公的不動産(PRE)やPPP/PFIなど、官民一体となったまちづくりを進めています。
これからも福知山市と民間が協力し、未来につながる施設活用が進められていくことでしょう。
コンテストの詳細はこちらから確認できます。



