「Warokuパブリックヘルス」ってどんなシステム?
「Warokuパブリックヘルス」は、ひきこもり支援や生活困窮者自立支援といった、様々な社会課題に取り組む支援団体や医療機関のために開発されたクラウド型相談記録システムです。
このシステムの一番のポイントは、相談者の「成育環境情報」(生まれてから現在までの生活環境や家庭環境など、価値観を形成するバックグラウンド)を一元管理できること。これにより、一人ひとりに最適な支援を提供できるよう、システムがサポートしてくれます。
なぜ横浜市で採用されたの?
横浜市では、ひきこもり地域支援センターに寄せられる相談が年々増えており、社会福祉専門職の方々がWordでの記録作成やファイリング、会議資料作成といった事務作業に多くの時間を費やしていることが課題でした。そこで、これらの作業を効率化するために、相談支援システムの導入を検討していたそうです。
「Warokuパブリックヘルス」は、自治体ならではの相談支援業務の課題を解決できる点が評価され、今回の採用に至りました。具体的には、以下の点が評価されています。
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自治体課題に対応した新機能
- 立ち会い者の承認なしには相談者情報を削除できない機能や、削除履歴の管理機能を新たに搭載。これにより、厳格なデータ管理が求められる自治体のニーズに応えられます。
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相談記録作成や進行管理の支援
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テンプレート機能で記録作成の時間を短縮できるだけでなく、相談者リストから過去の面談日を確認したり、絞り込み検索で支援方針などを一目で把握したりすることで、支援の漏れを防ぎます。
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2021年の試験運用では、紙での運用と比べて月21時間程度の記録記載・管理時間の削減が実証されています。
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電子カルテと同等のデータ履歴管理
- 相談記録の追加・編集・削除といった内容がすべて履歴情報として管理され、いつでも参照可能です。これは電子カルテと同等のセキュリティレベルを確保しているため、安心して利用できます。
横浜市担当者からの期待の声
横浜市 健康福祉局 ひきこもり支援課長の霧生様は、このシステム導入によって、社会福祉専門職の事務作業が効率化されることに大きな期待を寄せています。
「そこで生まれた時間を、個別支援の質の向上や、地域の関係機関への後方支援(人材育成)、ネットワークの充実に活用していきたいと思っています。」とコメントされています。また、スーパーバイザーによる進行管理がスムーズになることで、多職種によるチーム支援がより円滑になることにも期待を寄せているとのことです。
「Warokuパブリックヘルス」の活用を通じて、本人やその家族に寄り添った切れ目のない支援を目指していくそうです。
今後のひきこもり支援とシステムの役割
内閣府の調査によると、ひきこもり当事者の数は推計146万人(15~64歳)と年々増加しており、ひきこもり支援の強化は全国的な課題となっています。複雑な支援ニーズに対応するためには、地域が一体となった「重層的支援」が求められており、ITによる情報連携の強化や支援側の負担軽減が不可欠です。
レスコは今後も、「Warokuパブリックヘルス」の継続的なアップデートを行い、全国の自治体の支援に貢献し、重層的支援の実現をサポートする相談支援システムとして展開していく予定です。
「Warokuパブリックヘルス」について
ひきこもり支援や生活困窮者自立支援など、様々な社会課題に対する支援を担う団体や医療機関向けのクラウド型相談記録システムです。支援者の業務負担軽減と個別最適化された支援の提供をサポートします。
詳細は以下のページをご覧ください。
https://rescho.co.jp/product/waroku/public_health.html



