復興へ向かう道のり
タケエイは2002年に株式会社門前クリーンパークを設立し、輪島市門前町で最終処分場の開発を進めてきました。2024年元日の能登半島地震で被害を受けたものの、懸命な復旧作業を経て同年8月には開業。現在は災害廃棄物の受け入れを最優先に進めています。
震災後も、タケエイグループは行政や地域の団体と連携し、災害廃棄物の処理や復旧事業に尽力してきました。そんな中、輪島市からの要望を受け、能登半島の産業再興に向けた新たなプロジェクトが動き出したのです。

4つの新しい挑戦
このプロジェクトでは、賛同する複数の団体・企業とともに新しい事業会社を設立し、輪島市で以下の4つの事業が計画されています。
1. 森林再生整備事業
能登半島全体の山林で、木材の生産や林道の整備、そして木を育てる活動を行います。これにより、農林水産業の再生や、環境に優しい循環型林業への転換を進めていきます。
2. バイオマス発電事業
輪島市内に木質バイオマス発電所を設置する計画です。地域で自立し、持続可能な街づくりを支えるとともに、環境に配慮したエネルギー利用や、電気・熱エネルギーの地産地消を促進します。
3. バイオマス発電の熱を利用した魚の養殖事業
バイオマス発電で発生する熱を使って、閉鎖循環式の陸上養殖システムを輪島市沿岸部に導入します。林業と水産業を兼業することで安定した収入源を確保し、新しい水産業の創出にも貢献するでしょう。
4. 輪島塗の原材料である漆の木の植栽事業
輪島市の山林や使われていない農地などで漆の木を植え、輪島塗の復興と、漆の地元での生産・消費を後押しします。
能登全体の未来へ
このプロジェクトは、まず輪島市で事業を進め、将来的には能登半島全体に広げていくことを目指しています。豊かな森が育ち、その栄養分が川を通じて海に流れ込み、海の生物が増える。そして、山も海も豊かになるという、自然の循環を取り戻すことを目指しています。
多様な業界の皆さんと協力し、地域の自立と持続可能な街づくり、そして産業の復興に貢献していくとのこと。タケエイが掲げる「地球の環境保全に貢献する。」という企業理念のもと、高度な循環型社会や脱炭素社会の実現、そして被災地の復旧・復興に向けて、グループ全体で取り組んでいく姿勢を示しています。



