奈良・元興寺の宝「八雷神面」を里帰りさせよう!クラウドファンディングで歴史と信仰を守る

奈良・元興寺、寺宝「八雷神面」返還へクラウドファンディングスタート!

奈良の古都に佇む元興寺が、大切な寺宝「八雷神面」を本来の場所へ迎え戻すため、クラウドファンディングを実施しています。日本仏教の長い歴史を今に伝える元興寺が直面している課題と、未来へつなぐための挑戦について見ていきましょう。

日本仏教の源流、元興寺のいま

元興寺は、飛鳥寺(法興寺)を前身とする、日本仏教のルーツともいえるお寺です。奈良時代には、国を護る七大寺の一つとして大いに栄え、広大な敷地には五重大塔や観音堂がそびえ立っていました。
しかし、幕末の火災で主要な建物は焼失。文化財の多くは難を逃れたものの、他所での保管を余儀なくされました。昭和初期には再建が進められましたが、2023年には無住となり、お寺の維持が難しい状況に陥ってしまいました。
こうした状況の中、池田圭誠住職が地域の方々やボランティアと一緒に、元興寺の復興に向けて活動を再開。「元興寺の信仰と営みをこの地に取り戻す」という熱い思いで、整備活動に取り組んでいます。

現在のお寺の本堂

厄除けの神面「八雷神面」とは?

今回のプロジェクトの中心となるのが、奈良国立博物館に寄託されている寺宝「八雷神面」です。これは中世以降、厄除けや疫病除け、雷除けとして信仰されてきた貴重な神面。2024年には奈良国立博物館の特別展「超国宝」で展示され、改めてその歴史的価値が注目されました。

八雷神面

この「八雷神面」を元興寺に迎え戻すことは、単に文化財を元の場所に戻すだけでなく、お寺の信仰と行事を復活させ、次世代へと受け継いでいくための大切な第一歩と位置づけられています。

クラウドファンディングで「八雷神面」を里帰りさせよう!

クラウドファンディングでは、「八雷神面」を元興寺に安置するための環境整備を目指しています。具体的には、本堂の安置環境整備や防犯・セキュリティ対策、そして庫裏(控室・休憩機能)の設備改善などが計画されています。
目標金額は1,215万円で、2026年1月31日まで支援を募集しています。集まった資金は、本堂の環境整備やセキュリティ対策、ホームページ制作、関連授与品の開発、トイレ増築、空調設備導入などに活用される予定です。
このプロジェクトは開始直後から多くの反響を呼び、目標金額の約30%を達成しているとのこと。支援の広がりとともに、返還後の準備も着々と進められています。
「八雷神面」が元興寺に里帰りする予定は、2026年3月末まで。この機会に、日本仏教の歴史と元興寺の未来を応援してみませんか?

プロジェクトの詳細はこちらから確認できます。
https://readyfor.jp/projects/gango-ji01

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