実証実験の様子
本実証実験には、鷺宮4丁目町会の住民を中心に、地域住民や地元企業の方々が参加しました。参加者は8グループ(各6名程度)に分かれ、アプリに表示されるガイドに沿って、避難所の開錠、施設点検、受付設営、利用スペースの整備といった一連の開設手順を図上で実践しました。

操作説明は最小限でしたが、参加者はすぐにアプリの操作に慣れ、グループごとに主体的に作業を進めていました。前回の3グループでの実施から、今回は8グループへと規模を拡大しましたが、同様に住民が自力で作業を進められることが確認されました。

参加者からの声
訓練後の意見交換では、参加者から次のような声が寄せられました。
良かった点
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「何をどうしたらよいのか、視覚的にもわかりやすいのでとても良かった」
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「このアプリがあれば避難所での共助がより進むと感じた」
改善に向けたご意見
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「通信前提のアプリだと、災害時に本当に使えるのか不安」
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「アプリ自体は使いやすいが、災害時に利用できるのか心配」
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「行動の順序など、一部に避難所の実態と異なる部分があった」

災害時にも対応する機能と今後の展開
参加者から寄せられた「災害時に実際に使えるのか」という声に応え、N-HOPSにはオフライン機能が搭載されています。WebアプリケーションであるN-HOPSは、平時にアクセスしてデータをダウンロードしておくことで、通信が途絶した状況でも行動支援ガイドを閲覧できます。また、バックアップとして紙での出力にも対応しています。
さらに、「この行動は実際の避難所とは違うのでは?」といった意見に対しては、避難所ごとのカスタマイズ機能が提供されます。防災担当職員が避難所ごとに行動支援ガイドを編集・カスタマイズできるため、施設の利用状況の変化に応じて常に最新かつ最適な情報が住民へ提供されることでしょう。
「N-HOPS」は2026年度からの本格リリースが予定されており、現在、複数の自治体から実証実験に関する問い合わせが寄せられているとのことです。
詳細はこちらから確認できます。



