インクルージョンは「別の視点」を解き放つ
冒頭、デュバル氏はインクルージョンを「障がいを制約ではなく“別の視点”として捉え、可能性を解き放つこと」と強調しました。また、オキャラハン氏は、すべての人が活躍できる文化をつくることは、企業だけでなく世界全体を良くすることにつながると語り、「国際障害者デー」が多様性に気づき、互いの違いやニーズに敏感になる大切な日であると述べました。
DAIKIさんが語る「可能性をひらくインクルージョン」
パネルディスカッション「可能性をひらくインクルージョン ~個性を価値に変える~」では、DAIKIさんが「誰もが選択肢を持てる社会」と「好きと言いながら生きていられる社会」を実現するための挑戦と経験を紹介しました。
高校時代に障がいを理由にアルバイトの面接すら受けられなかった経験を共有し、障がい者としてではなく、その人自身として向き合うことで、一緒にできることが広がると強調しました。教員免許の取得や大河ドラマへの出演など、常に「初」の挑戦を重ねてきたDAIKIさんの言葉は、参加者に大きな勇気を与えました。


ダンスワークショップで「違いを受け入れ、ともに楽しむ」を体感
イベントの後半では、DAIKIさんによるストリートダンス「クランプ」のワークショップが開催されました。参加者は体を動かしながら「違いを受け入れ、ともに楽しむ」ことを体感し、会場全体が一体感に包まれました。
参加者からは「日々の業務で『難しい』と諦めかけていたことも、視点を変えれば解決策が見つかるかもしれないと勇気をもらいました」「ダンスは苦手で緊張しましたが、DAIKIさんのリードで自然と体が動きました。『違いを受け入れ、ともに楽しむ』ことを頭ではなく体で感じられた貴重な体験」といった声が寄せられ、初めてのチャレンジを楽しむ様子が見受けられました。


障がい者インクルージョンの重要性
世界人口の約15%の方々に何らかの障がいがあるとされる中、障がい者の社会参加は依然として大きな課題です。障がい者インクルージョンの推進は、雇用機会の創出や社会参加の促進を通じて持続可能な社会の構築に貢献するだけでなく、企業にとってもイノベーション創出の源泉となります。
*出典:国際連合広報センター「障害を持つ人々」
https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/discrimination/disabled/
サノフィは、誰もが自分らしくいきいきと働ける職場環境の実現に向け、これからもすべての人が公平に働けるインクルーシブな環境の実現に向けて、より一層取り組んでいくとのことです。
DAIKIさんプロフィール

1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。一般社団法人SOCIAL WORKEEERZ代表。ダンサー、俳優、MC、ラジオDJとしても活動しています。日本人初の低身長症当事者として保健体育科教員免許を取得。14歳の時にKRUMPと出逢いダンスを始めました。人の持つ可能性を0から1にするため、ダンスや教育、エンターテイメントを通じて、あらゆる人の社会参加や身体表現の可能性を広げています。2024年には新しい学校のリーダーズと共演し、大河ドラマ『光る君へ』須麻流役としても出演。自身は軟骨無形成症、パニック障害の当事者として活動しており、2026年3月いっぱいでダンサーとしての活動は一区切りをつけ、2026年2月28日には初のDAIKI自主公演『DANDROLL』を神楽坂セッションハウスで開催予定です。
サノフィのインクルージョンに関する取り組み
サノフィのインクルージョン戦略「Belong Beyond Boundaries」は、国や文化、組織の壁を越えて、誰もが一体感を感じられる環境を実現することを目指しています。社会の多様性を反映し、社員の可能性を最大限に引き出すことで、より包括的で公平なヘルスケアへと変革できると考えています。
サノフィには5つのEBRG(従業員ビジネスリソースグループ)があり、障がいのある方を支援する「Ability+」をはじめ、「Gender+」「Generation+」「Culture & Origin+」「PRIDE+」が社内イベント等を活発に企画・実施しています。
また、世界的な取り組みである「A Million Conversations」は、ヘルスケアシステムをよりインクルーシブなものへと変革することを目的としており、障がい者、女性、LGBTQ+、少数民族の人々など、歴史的に支援が十分に受けられなかった人々への公平なヘルスケアアクセスを目指しています。
サノフィ株式会社の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.sanofi.co.jp/



