芝生と笑顔が広がる初日
イベント初日は、16時の開場とともに家族連れ、学生、カップル、年配の夫婦など、幅広い年齢層の来場者が集まりました。芝生の広場では子どもたちが元気に遊び回り、大道芸のパフォーマンスには大きな歓声が上がるなど、会場全体がゆったりとした居心地の良い雰囲気に包まれました。
17時を過ぎると席はほぼ満席となり、会場はさらに活気に満ち溢れました。特に印象的だったのは、17時40分に近隣で活動する「因幡麒麟獅子舞の会」が急遽出演し、見事な演舞を披露したことです。その迫力あるパフォーマンスには大きな拍手が送られ、会場の一体感がぐっと高まりました。
18時30分からは野外シアターがスタートし、映画『スクール・オブ・ロック』が上映されました。少し冷え込む気温にもかかわらず、多くの来場者が最後まで映画を楽しんでいました。


地元が生み出す心地よい滞在の2日目
2日目は野外シアターを設けない構成となり、ブース配置が再調整されました。これにより、来場者はより歩きやすく、各ブースに立ち寄りやすい空間へとアップデートされた会場を楽しむことができました。午後から夕方にかけては前日同様の人出が続き、19時半を過ぎても席が埋まるほどの賑わいを見せました。
来場者の約7〜8割が通りがかりに立ち寄った人々で、その場で引換チケットを購入し、後に再購入するケースも多く見られました。平均滞在時間は約30分と短い時間でしたが、鳥取の食や文化を存分に感じられる場となりました。日曜日は大人の来場者も増え、コーヒーを片手に会話を楽しんだり、音楽に耳を傾けたりと、会場全体に穏やかな時間が流れていました。

来場者・出展者の声
イベントに訪れた人々からは、「鳥取のお店ばかりで、もっと鳥取を好きになれた。定期的に開催してほしい」(老夫婦)、「いろんなお店を知るきっかけになった。今度は実際の店舗にも行ってみたい」(学生)といった声が寄せられました。また、「久しぶりに地元の友人と会った際に立ち寄った。思い出のバードハットで食事ができてうれしかった」(女性2人組)、「獅子舞や映画、芝生がよかった。子どもが思いきり遊べた」(家族連れ)など、それぞれの過ごし方の中に、鳥取の「今」を感じる光景が広がっていました。
出展者からも「ゆったりとした空気が感じられ、出展していても心地よかった」という感想や、野外シアタースタッフからは「外で映画を観る体験が、日常に溶け込んでいくような未来を感じた」といった声が聞かれました。この週末は、まちなかに文化的な時間が生まれ、日常の温度が少し上がるような体験を提供したようです。
主催者の想いと地域貢献
イベントを主催した株式会社想結びは、「鳥取や商店街に恩返しをしたい。鳥取の人が鳥取のお店を使ってくれる、そんな循環をつくりたい。“ここに来れば鳥取の今がわかる”という信頼感のある場所に育てていきたい」という想いを語っています。イベントは単なる催しではなく、まちと人をつなぐ新しい循環の起点であり、継続していくことに意義がある取り組みとして位置づけられています。
また、今回のイベントを通じての地域還元として、商店街での今後のイベントに役立つ「のぼりの骨組み」と「台座」10個分を地元商店街に寄贈することが決定しています。寄贈は12月中を予定しており、今後も地域の活動に役立つ形でまちに貢献していくとのことです。
イベント概要
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イベント名:麒麟ノサト交差店
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開催日:2025年11月2日(土)・3日(日)
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会場:バードハット(鳥取市中心市街地)
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主催:株式会社想結び
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共催:新鳥取駅前地区商店街振興組合
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後援:鳥取市 / 鳥取市中心市街地活性化協議会 / 日本DX地方創生応援団



