岩手県とATOMicaの「遠恋複業」がプラチナ大賞で優秀賞を受賞!
岩手県と株式会社ATOMicaが一緒に取り組む「遠恋複業促進業務」が、社会課題の解決を目指す取り組みを表彰する「第13回プラチナ大賞」で、「優秀賞(関係人口獲得賞)」を受賞しました!この事業は、地域と都市の新しい繋がり方を提案し、大きな注目を集めています。

「遠恋複業」ってどんな取り組み?
「遠恋複業」は、2018年度にスタートした岩手県のユニークな複業マッチング制度です。地域の課題を解決したい岩手県内の企業や団体と、自分のスキルを活かして地域に関わりたい県外のビジネスパーソンを繋ぐ役割を担っています。
「遠距離恋愛」のように離れていてもお互いを思いやる関係性からヒントを得て、一時的な支援ではなく、長く続く持続的な関係性を築くことを目指しています。2024年度からは、全国に50以上の施設を展開するATOMicaが運営を担当し、そのネットワークとノウハウを活かして、イベントや現地フィールドワーク、オンラインコミュニティを通じて、マッチングからその後の関係維持までをサポートしています。
なぜ「遠恋複業」が必要とされているの?
近年、全国的に地域では人口減少や人材流出による担い手不足が深刻化しています。岩手県でも、若年層の流出や高齢化、人手不足などが大きな課題となっています。
一方で、都市部では「地域に関わりたい」「複業やリモートワークでスキルを活かしたい」と考える人が増えています。しかし、そうした人々が地域と出会う機会が少なかったり、単発の仕事で終わってしまったりすることが課題でした。
東日本大震災以降、岩手県には多くの県外人材が関わってきましたが、「遠恋複業」は、こうした背景から、より持続的で深い関係性を築くために立ち上げられました。2024年度には、この取り組みから32件もの協働案件が生まれ、地域と人材の新しい繋がりが次々と生まれています。
受賞のポイントと今後の展望
今回の受賞では、2018年の事業開始から現在までに、県外人材と地域企業の間で累計158件もの協働関係が生まれたことが高く評価されました。これが「関係人口」の拡大に大きく貢献したと認められたのです。
今後も、「遠恋複業」は、複業人材との結びつきをさらに強化したり、地域と複業人材を繋ぐ「関係案内人」を育てたりすることで、地域支援のニーズに応える独自の「関係人口モデル」を深め、持続可能な地域づくりに取り組んでいくとのことです。
プラチナ大賞についての詳細はこちらで確認できます。
プラチナ大賞WEBサイト
関係者の声
岩手県 ふるさと振興部 地域振興室 地域振興課長 八巻 渉 氏

「遠恋複業」を通じて、岩手で挑戦する事業者と県外の関係人口が繋がり、販路開拓や情報発信、観光企画など、具体的な支援が各地で生まれていると八巻氏は語ります。ロゴマークの紙飛行機のように、想いが距離を越えて届き、温かい関係性が育まれていることを実感しているとのことです。
かんたはうす運営組合 鈴木 寛太 氏(マッチングした企業担当者)

鈴木氏は、遠恋複業を通じて多くの方が岩手県花巻市大迫町を知るようになったことに喜びを感じています。地域の魅力を知り、そこから「きっかけ」が生まれる瞬間に立ち会えることが何よりも嬉しいとし、外からの力が地方を元気にするという実感を語っています。
株式会社ATOMicaについて
株式会社ATOMicaは、ソーシャルコワーキング®事業を全国で展開するスタートアップ企業です。企業や自治体、大学など多様なステークホルダーが持つ場にコワーキング施設をプロデュース・運営しています。場所としてのコワーキングスペースだけでなく、出会いや交流、共創を生み出すコミュニティづくり、街づくりを進めています。現在、全国で50以上の施設を運営しており、「東洋経済すごいベンチャー100」2025年版にも選出されています。
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