介護の未来をデザイン!「KAiGO DESIGN AWARD 2026」で革新的なプロダクトやアイデアが続々受賞!

全国から集まった革新的なアイデア

「KAiGO DESIGN AWARD 2026」は、2026年2月25日から27日まで東京ビッグサイトで開催された「International KAiGO Festival 2026」(IKF2026)の最終日に授賞式が行われました。今回は第2回目となり、MySCUE(イオンリテール株式会社)との共催で実施されました。全国3都市で行われた地方予選を勝ち抜いた精鋭たちが、全4部門(プロダクトデザイン〈ヘルスケア〉、プロダクトデザイン〈介護〉、ビジネスアイデア、新設のAI、クリエイティブコンテンツ〈写真〉)で競い合いました。審査には、流通の視点からイオンリテールの事業責任者が、現場の視点から現役介護職が参加し、多角的な視点から作品が評価されました。

KAiGO PRiDE代表理事のマンジョット・ベディ氏は、アワードについて「介護という言葉の先にあるのは、人が最後までその人らしく楽しく生きられるかという問いです。KAiGO DESIGN AWARDは、その問いに製品やサービス、テクノロジー、表現の力で応えようとするすべての挑戦者を称える場です」とコメントしています。このアワードが、高齢化を負担ではなく可能性へと転換する起点であり続けることを目指しているそうです。

注目の最優秀賞作品たち

各部門から選ばれた最優秀賞作品は、どれも介護・ヘルスケアの現場に新たな風を吹き込むものばかりです!

プロダクトデザイン部門(ヘルスケア)最優秀賞:WHILL株式会社『WHILL Model R』

WHILL Model R

歩行と乗車をシームレスに切り替えられる「歩行領域のモビリティ」。高いデザイン性で「福祉機器」のイメージを覆し、シニアの外出をサポートする新しい移動手段として注目を集めました。

プロダクトデザイン部門(介護)最優秀賞:牛乳石鹸共進社株式会社『SUSUGU』

SUSUGU

服を着たままベッド上や車いすで洗髪できるポータブルデバイス。洗髪が難しい要介護者の尊厳を守り、ケアする側の負担も軽減する画期的な製品です。

ビジネスアイデア部門 最優秀賞:三和厨房株式会社『テーブルコーデ』

テーブルコーデ

高齢者福祉施設専用の磁器食器レンタルサービス。食器の購入・管理・廃棄の負担を減らしつつ、美しい食器で「食べる喜び」を提供。食卓をデザインすることで、生きる意欲もデザインする、そんな素敵な取り組みです。

AI部門 最優秀賞:パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社『NICOBO』

NICOBO

「弱いロボット」理論に基づいたコミュニケーションロボット。完璧なタスクをこなすのではなく、時に甘えることで人の「世話をしたい」気持ちを引き出します。介護現場での実証では、利用者の笑顔や発話が増える効果が確認されています。

クリエイティブコンテンツ(写真)部門 最優秀賞:戸谷良和氏『幸せな一日』

幸せな一日

彼岸花が咲き誇る土手を老々介護者が散歩する様子を捉えた作品。ケアされる人が美しいだけでなく、共にいる時間そのものが美しいという、ケアの本質を静かに力強く伝える一枚です。

その他の受賞作品も続々登場!

この他にも、プロダクトデザイン部門(ヘルスケア)優秀賞には株式会社LeAILEの『ケアエムショーツ』、プロダクトデザイン部門(介護)優秀賞にはこうのふくの『キルキセキ』が選ばれました。

ビジネスアイデア部門優秀賞とMySCUE大賞をW受賞したのは、エルアップシステム株式会社の『居宅でプラス』。AI部門優秀賞には株式会社最中屋の『ミタスト for Care Plan』、クリエイティブコンテンツ(写真)部門優秀賞には橘田龍馬氏の『共に歩んできた愛の絆』が選ばれています。さらに、スタートアップ特別賞には集貴大氏(レンタル孫 代表)の『レンタル孫の可能性』が輝きました。

IKF2026:介護の未来を語り合う3日間

アワードの授賞式が行われた「International KAiGO Festival 2026」では、介護を社会に実装するための実務家や有識者が集まり、熱いトークセッションが繰り広げられました。佐々木淳氏や村田裕之氏らが登壇し、「100兆円規模のシルバーエコノミー」という視点から高齢化を負担ではなく成長の議題として捉え直す提言が示されました。

IKF2026 パネルディスカッション

また、IKF2026では「Care meets Creative 自らの表現力で高齢社会を豊かにするCare Creatorたちを讃える」というコンセプトのもと、新プロジェクト「CCA(Care:tive Award)」の創設が発表されました。広告、映像、デザイン、アートなど表現手法を問わず、世界からエントリーを受け付ける、まさにグローバルなクリエイティブアワードです。

CCA発表

会期中は、ショートムービーの上映と現役介護職によるリアルトーク、現役介護職と利用者がランウェイを歩くファッションショー「LiNK WALK」など、介護の魅力を立体的に体感できる様々な企画が行われました。

LiNK WALK

「International KAiGO Festival」は、介護を中心に人々のポジティブ・ライフを創出するプレイヤーたちが集い、新しいエコシステムを共創するプラットフォームとして、介護の未来を切り拓く起業家精神(KAiGOプレナーシップ)を育む場となっています。

今回の受賞作品やIKF2026の詳細については、以下のリンクから確認できます。

介護・ヘルスケア分野の進化が、私たちの「ポジティブ・ライフ」をどう豊かにしていくのか、これからの展開がますます楽しみですね!

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