「こまシェア」で地域をもっと便利に!
三春町では、町役場周辺を地域交通のハブ(交通結節点)と位置づけ、町の賑わいを再創出する計画を進めています。その一環として、町営バスだけではカバーしきれない「公共交通空白地帯」での新たな移動手段として、昨年から定額会員制タクシー乗り放題サービス「こまシェア」の実証運行を行ってきました。
「こまシェア」は、ユニ・トランドが提供するシステムを活用し、登録会員同士が月額定額料金で指定地域内をタクシーで共同利用できるサービスです。会員制にすることで「知らない人との同席」への懸念をなくし、移動費用の負担を軽減しながら、利用者の行動変容や生活の質の向上を目指しています。
昨年度の実証運行の結果を踏まえ、今回はさらに町民が利用しやすいよう、運行内容が見直されました。タクシーならではのドア・ツー・ドアの利便性に加え、まちなかや目的地への外出を促す施策と組み合わせることで、相乗効果を狙っています。
新しい料金プランと嬉しいポイント制度
今回の実証運行では、利用対象者が三春町在住の「65歳以上の高齢者」と「障がい者」等に限定されます。月額料金プランも充実し、昨年度からの町内乗り放題「ベーシックプラン(月額1万円)」に加え、以下の新プランが登場しました。
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ライトプラン(月額5千円):利用回数に制限あり
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ワイドプラン(月額1万5千円):町内と隣接する郡山市、田村市の一部も利用可能
さらに、「こまシェア」の利用を促進するため、「みはるカード」(三春町内の加盟店舗限定で使える電子マネー機能付きポイントカード)との連携も開始。利用ごとにポイントが付与されるため、外出機会の増加や町内商店の活性化、そして「こまシェア」の利用促進にも繋がることが期待されます。
ユニ・トランドが担う役割とこれまでの実績
ユニ・トランドは、令和6年度に採択された三春町「共創・MaaS実証プロジェクト」での「こまシェア」実証運行事業に引き続き、自社開発の顧客管理システムを基盤に、会員管理、運行管理、利用者データの収集と分析を担当します。
これまでにもユニ・トランドは、デジタル技術とデータを活用した地域公共交通の課題解決に積極的に取り組んできました。2025年12月末時点で、国土交通省の「共創・MaaS実証プロジェクト」5件、「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」4件、内閣府の「デジタル田園都市国家構想交付金事業」4件、「新しい地方経済・生活環境創生交付金」1件に参画した実績があります。
また、2025年2月からは政府が発足させた「交通空白」解消・官民連携プラットフォームにも参画。地域におけるまちづくりや観光振興に関する施策と連携しながら、中長期的な地域公共交通計画の推進を支援し、利便性、生産性、持続可能性の高い地域公共交通ネットワークの再構築を目指しています。
三春町の「こまシェア」が、地域の皆さんの生活をより豊かに、そして町全体を活気づける存在になることでしょう。今後の展開にも注目が集まりますね!



