キングペンギンの赤ちゃん、アドベンチャーワールドに誕生!
和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドで、2026年2月2日にキングペンギンの赤ちゃんが1羽誕生しました!これは、キングペンギンの赤ちゃんが生まれるシーズン最初の朗報で、すでに多くの注目を集めています。

生まれたばかりの赤ちゃんは、現在、非公開の「ペンギンベース」で飼育スタッフによる「初期人工育雛」という特別な方法で大切に育てられています。出生時の体重は208.8gで、性別はまだ不明ですが、1年後を目安にDNA鑑定で判明する予定です。お父さんペンギンは6歳、お母さんペンギンは5歳で、どちらもアドベンチャーワールドで生まれたペンギンです。
アドベンチャーワールドでは、3月上旬までにさらに4羽のキングペンギンの孵化が予定されており、新たな命の誕生が続く見込みです。
命を守る「初期人工育雛」って?
「初期人工育雛」とは、卵や赤ちゃんが親鳥の重みで潰れてしまうのを防ぎ、元気に育つ確率を高めるための取り組みです。卵を親鳥から預かり、孵卵器で孵化させた後、体重が約300gに安定するまで人の手で育てます。その間、親鳥には偽物の卵(擬卵)を抱かせ、赤ちゃんがしっかり成長してから親鳥のもとへ戻すという、愛情あふれる育て方です。
国内最多!アドベンチャーワールドのキングペンギンたち
アドベンチャーワールドには、国内の飼育施設では最も多い約100羽のキングペンギンが暮らしています。遺伝的多様性を守るため、自然繁殖だけでなく、人工繁殖にも積極的に取り組んでいます。
キングペンギンは、全18種類のペンギンの中で2番目に体が大きく、成長すると胸元や頭部の鮮やかな黄色い模様が特徴的で、「世界で最も美しいペンギン」とも言われています。生まれたばかりの赤ちゃんは、大人とは異なり、灰色がかったふわふわの羽毛をしています。これからどんな風に成長していくのか、SNSなどでの情報発信も楽しみですね。

キングペンギンってどんなペンギン?
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分類: ペンギン目ペンギン科
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学名: Aptenodytes patagonicus
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英名: King Penguin
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生息地: フォークランド諸島、サウスジョージア島などの亜南極圏
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食性: アドベンチャーワールドでは主にホッケ、シシャモなどを食べています。
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繁殖: 1度に1個の卵を産み、オスとメスが交代で52〜56日間抱卵します。
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寿命: 20〜30年
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体長: 85〜95cm
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体重: 約15kg
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特徴: 頭や胸元の鮮やかな色が特徴的です。エンペラーペンギンが発見されるまで最も大きなペンギンとされていたことから、「キング(オウサマ)ペンギン」と名付けられました。
「ペンギンプロジェクト」とSDGsへの取り組み
アドベンチャーワールドは、1978年の開園以来、「ペンギンプロジェクト」としてペンギンの飼育・繁殖研究に力を入れてきました。これまでにアデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、そしてキングペンギンなど、多くの種類の繁殖実績を積み重ねています。2004年には国内で初めてエンペラーペンギンの繁殖にも成功し、2006年には国内最多となる8種類のペンギンの繁殖に成功しました。
アドベンチャーワールドは「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」をテーマに、すべての生命が笑顔で満たされる未来を目指しています。パーク全体で持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでおり、今回のキングペンギンの誕生も、生物多様性の保全というSDGsの目標達成に貢献する大切な一歩と言えるでしょう。
SDGsについてもっと知りたい方はこちら:

アドベンチャーワールドの公式サイトはこちら:
新しい命の誕生は、私たちにたくさんの喜びと感動を与えてくれます。キングペンギンの赤ちゃんが元気に成長していく姿を、みんなで温かく見守っていきましょう!



