「家から出ずに救う!」仙台発のデジタル駆け込み寺が始動!ヤングケアラー・8050問題をメタバースとブロックチェーンで解決

既存の福祉が届かない「見えない要支援者」とは?

ヤングケアラーや8050世帯の中には、親からの経済的虐待(年金や給料の搾取)や、重度の対人恐怖症で、役所の相談窓口までたどり着けない人がたくさんいるのが現状です。

「数百円の相談料も出せない」「身分証さえ自由にならない」といった状況で、これまでの「待つ福祉」では、彼らを救うことができませんでした。だからこそ、「スマホ一つで、誰にも知られずに、確実に生活必需品が手に入る仕組み」が、ずっと求められていたんです。

メタバースとJPYCで課題を解決!

このモデルは、大きく分けて2つの方法で困っている人をサポートします。

1. メタバース相談(心の居場所)

顔を出す必要がなく、アバターを使って相談できるので、対人恐怖があっても安心してSOSを出すことができます。文字だけでなく、音声での会話も可能で、支援員が「心の居場所」として優しく寄り添ってくれます。

2. デジタル支援(命の保護)

国が認めた電子決済手段「JPYC(前払式支払手段)」を活用します。これなら、銀行口座を介さずに、本人のスマホ(ウォレット)へ直接支援を届けられるので、親などに搾取されるリスクを回避できます。JPYCはAmazonなどの通販やVプリカへの交換を通じて、食事や学用品など、生活に必要なもの全般の購入に使えるのがポイントです。

将来的には、スマートコントラクト(自動契約技術)を使って、お酒やギャンブルなどへの利用をプログラムで制限する「Programmable Welfare(プログラム可能な福祉)」も目指しているそうですよ。

メタバースの絆が生んだ奇跡の開発ストーリー

このシステムは、持病で外出が難しい代表の千葉さん(仙台在住)と、大阪に住む友人が協力して開発されました。二人は物理的に一度も会ったことがないのに、オンラインでの連携だけで全国規模のコンテスト入賞を果たしたんです!

「家から出られない苦しみ」を知る当事者と、世界中の利便性を追求する人が、それぞれの強みを活かして作り上げたシステムなんですね。

イノベーションチャレンジのデモデイの様子

今後の展望:専用アプリ開発と行政連携

現在、「そよぎ専用アプリ」という、もっと操作を簡単にしたアプリの開発を目指して、クラウドファンディングを実施中です。

このモデルは、代表個人の事業収益を元にしているため、行政の初期投資は必要ありません。まずは仙台で成功事例を作り、将来的には、生活保護費などの削減分を成果報酬とする「SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)モデル」で行政への導入を目指し、日本全体の社会保障費の適正化に貢献していきたいとのことです。

関連情報

本件に関するお問い合わせ先

介護と支援の相談どころ そよぎ
代表:千葉 洋乃夫(ちば ひろのぶ)
Email:01soyogi@gmail.com

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