豊作ゆえの課題とヤーコンの魅力
長野県青木村の農家では、今シーズン約8トンものヤーコンが収穫され、これは例年の3トンを大きく上回る過去最高の収量となりました。しかし、既存の販売ルートだけでは対応しきれない5トンものヤーコンが余ってしまい、長期保存が難しい根菜であるため、加工資金がない現状では廃棄されてしまう可能性がありました。
ヤーコンはアンデス地方原産の根菜で、標高600メートル前後の冷涼な気候が栽培に適しています。シャキシャキとした食感と梨のような自然な甘さが特徴です。

自然の甘みを生かしたクラフトコーラ
この余剰ヤーコンを有効活用するため、株式会社よしともは「ヤーコンのクラフトコーラシロップ(BOTANICAL CRAFT COLA)」の製造に着手します。このクラフトコーラは、砂糖を一切使わず、ヤーコン本来の自然な甘みをベースにしているのがポイントです。
スパイスには、ジュニパーベリーのウッディな香りや、カルダモン、ジンジャー、シナモン、コリアンダーなどがバランス良くブレンドされており、奥深い味わいを楽しめます。炭酸水で割って飲むのはもちろん、お湯割りやカクテルのベース、ヨーグルトやデザートのトッピングとしても活躍する万能シロップです。


クラウドファンディングで未来へつなぐ
このプロジェクトでは、2トン分の余剰ヤーコンを加工するために、クラウドファンディングで100万円の資金調達を目指しています。集まった資金は、人件費、広報宣伝費、リターン仕入れ費、ヤーコン加工製造費用などに充てられます。
リターンには、ヤーコン生芋(2kg)、クラフトコーラシロップ(200ml瓶、業務用720ml瓶)、ヤーコンシロップ、ヤーコンドライチップス、ヤーコン発酵茶などの詰め合わせセットが用意されています。さらに、農園見学やクラフトコーラ製造ワークショップ体験といった、農場と直接触れ合える体験型のリターンも企画されており、支援者との繋がりも大切にしています。
食品ロス削減と地域農業の安定化を目指して
豊作による食品廃棄は、小規模農家にとって経営を脅かす深刻な問題です。今回のプロジェクトは、既存の販売チャネルに頼るだけでなく、加工品として付加価値を高めることで食品ロスを回避する実践的な取り組みと言えます。クラウドファンディングを通じて、多くの人々の支援を募ることで、小規模農家の経営安定と食品ロス削減という社会課題の解決に貢献することが期待されます。
クラウドファンディングは2026年2月末までの予定です。支援金確定後、3月上旬に原材料や資材の発注が行われ、3月中旬からはヤーコン生芋のリターン発送がスタートします。クラフトコーラシロップの製造・瓶詰め作業は4月に予定されており、5月より順次リターンが発送される見込みです。



