AI実装時代に「人」が問われる理由
「日本DX大賞2025」では158件のエントリーがあり、サミット&アワードには1,099名が参加するなど、DX事例の発信・共有への関心は高まっています。しかし、DXの本質は単なるツール導入ではなく、デジタル技術を活用した事業や組織の変革です。実際には、ツール導入をDXと捉える組織や、データ基盤の整備が追いつかずAI活用に進めない企業も少なくありません。
生成AIの急速な普及は、この現状をさらに明確にしています。AI実装に本格的に着手できている組織はまだ一部であり、多くの現場が直面しているのは、技術不足よりも業務プロセスの見直し、データの整備、そして組織を動かせる人材の不在という構造的な課題です。だからこそ、先行する成功事例だけでなく、試行錯誤の過程も共有し、変革を推進してきた「人」に光を当てることが、次の一歩を踏み出すきっかけになると期待されています。
2026年のテーマは「変革が、次の変革を生む」です。企業・自治体・そして個人の挑戦を可視化し、次の変革の起点となる場として「日本DX大賞」が開催されます。
新設された個人表彰について
組織の変革には、情熱を持って推進する「人」の存在が不可欠です。今年度から新設された個人表彰では、以下の4つの観点で変革のリーダーや支援者が表彰されます。
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DXリーダー賞:組織内で旗振り役として、推進体制の構築を主導した人物
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DXエキスパート賞:中小企業や自治体を外部から支援した専門家
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エバンジェリスト賞:社内外への発信や人材育成に貢献した人物
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AIインパクト賞:AI活用により顕著な成果を上げた人物
募集部門
自薦・他薦を問わず、以下の部門で事例が募集されています。
- 業務変革部門:社内の仕事・働き方・意思決定が変わった取り組み(生産性向上、標準化、内製化、データ活用など)
- 価値創造部門:顧客体験の創出やビジネスモデル変革により、新たな価値を生み出した取り組み
- 庁内DX部門:行政機関における業務プロセスの改善、働き方改革、職員の業務効率化
- 地域DX部門:住民サービス向上、窓口改革、地域課題のデジタル解決
- サステナビリティ部門:環境・社会課題への対応を契機に、事業構造や経営判断の仕組みを変革した取り組み
- 支援部門:自治体・商工会議所・金融機関・産業支援機関・大学等が、他者のDX推進を支援した取り組み
受賞によるメリット
ファイナリストおよび受賞団体・個人には、以下の価値が提供されます。
- 広報・PR支援:メディア掲載や公式ロゴの活用によるブランディング
- ネットワーキング:DX推進に取り組む企業・団体・個人との交流
- 発信の場:7月に東京で開催されるサミットでのプレゼンテーション機会
スケジュール
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募集期間:2026年2月5日(木)〜 4月24日(金)
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ファイナリスト発表:2026年5月19日(火)予定
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プレゼン審査:2026年6月16日(火)〜 19日(金)
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日本DX大賞2026サミット&アワード:2026年7月22日(水)・23日(木)@TODAホール&カンファレンス東京
応募方法・オンライン説明会
応募は公式サイトの専用フォームから受け付けており、応募は無料です。
公式サイト:
https://dx-awards.jp/
応募のポイントや部門選びを解説するオンライン説明会も開催されます。
【オンライン説明会日程(Zoom)】
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2月19日(木)11:00〜
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3月18日(水)11:00〜
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4月9日(木)11:00〜
説明会申込:
https://client.eventhub.jp/simpleForm/9ed0f643-ad2e-49c3-8143-7286ff689bcb
主催は日本DX大賞実行委員会で、構成団体は一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会、一般社団法人ノーコード推進協会、Re-Innovate Japanです。特別協力として株式会社マイナビ(TECH+)が名を連ねています。


