なぜ今、太陽光発電なの?協定締結の背景
日本政府は2050年までにCO₂排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル社会」の実現を目指しており、家庭部門での排出量削減が喫緊の課題とされています。太陽光パネルの普及・導入は、その重要な解決策の一つです。
上尾市もこの目標に賛同し、2021年には「上尾市ゼロカーボンシティ宣言」を表明。2050年までの二酸化炭素排出量実質ゼロを目指しています。
さらに、同年に策定された「第3次上尾市環境基本計画」では、再生可能エネルギーの活用がCO2排出量の抑制だけでなく、災害に強いまちづくりを進める上でも必要だと示されています。
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上尾市ゼロカーボンシティ宣言: https://www.city.ageo.lg.jp/page/037121072102.html
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第3次上尾市環境基本計画 p7: https://www.city.ageo.lg.jp/uploaded/attachment/101829.pdf
このような背景から、地域住民による再生可能エネルギーの活用と普及を推進するため、アイチューザーは上尾市と連携協定を結び、上尾市でも「みんなのおうちに太陽光」の推進を開始することになりました。
「みんなのおうちに太陽光」ってどんな事業?
この共同購入事業は、多くの参加者が集まることで生まれるスケールメリットを活かし、太陽光パネルや蓄電池を適正かつ透明性の高い価格で導入できる仕組みです。

消費者が個別に業者を探す手間を省きつつ、公平で信頼性の高い条件で導入できるのが大きな特長で、単なる「まとめ買い」とは異なります。
まだ馴染みの薄い太陽光パネルや蓄電池の導入をためらう原因となる「価格が高い」「どこの業者を信じていいか分からない」「情報が多すぎて選べない」といった「3つの壁」を解消することを目指しています。

財務状況や施工実績などの厳しい審査と入札を経て選ばれる信頼性の高い販売施工事業者と製品、明確な保証、そしてスケールメリットを活かした適正な価格。これらを通じて、消費者が安心して再生可能エネルギーの導入を実現できる仕組みを提供しています。
アイチューザー株式会社ってどんな会社?
2008年にオランダのアムステルダムで設立されたiChoosr Ltd.,の日本法人であるアイチューザー株式会社は、日本を含む各国で再生可能エネルギーの普及を支援するサービスを提供・運営しています。
行動経済学に基づき、「消費者が、手間をかけず、安心して再生可能エネルギー製品の検討を進め、ご自身で選択する機会」を提供することを軸に、各国で共同購入事業を展開しています。
2017年の設立以来、日本国内で事業を展開しており、2019年から開始した住宅用・事業者向け太陽光パネル・蓄電池の共同購入事業では、累計11万世帯を超える参加登録があるとのことです。

アイチューザーは、今後も共同購入の仕組みを通じて、再生可能エネルギーの普及促進と、地域に根ざした持続可能な社会づくりを支援していく方針です。
現在(2026年2月時点)、アイチューザーは北海道から大分県まで、多くの都道府県や市町村と協定を結び、パートナーの関係を築いています。
上尾市での「みんなのおうちに太陽光」事業の開始は、地域のカーボンニュートラル実現に向けた大きな一歩となりそうですね。



