日立システムズと群馬県森林組合連合会が「ネイチャーポジティブ」実現へ!森林の実証実験スタート

ネイチャーポジティブって何?森林を守るための新しい取り組み

最近よく耳にする「ネイチャーポジティブ」という言葉、ご存知ですか?これは、地球の生物多様性の損失を食い止め、回復させていくことを目指す国際的な目標のことなんです。気候変動と並んで、生物多様性の損失は地球が直面する大きな課題。2022年のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、2030年までに自然を回復軌道に乗せることが世界共通のミッションとして掲げられました。

そんな中、株式会社日立システムズと群馬県森林組合連合会が、群馬県にある約50ヘクタールの森林を舞台に、このネイチャーポジティブな活動を支援するための実証実験をスタートさせました!

最先端技術で森林の健康状態をチェック!

今回の実証実験では、日立システムズが長年培ってきた森林解析技術や森林に関する知識と、サンリット・シードリングス株式会社が持つ生物多様性分析技術(環境DNA分析、GIS解析、野外調査)を組み合わせるのがポイントです。

環境DNA分析とは、土や水の中に残された生物由来のDNAから、そこにどんな生き物がいるかを調べる技術のこと。GIS(地理情報システム)解析は、地理情報を地図上で分析する技術です。これらの最先端技術を使って、森林の生物多様性が今どうなっているのかを正確に把握し、森林が持つ水源涵養機能(雨水を貯めて洪水を和らげたり、川の水を安定させたりする機能)をもっと良くするための効果的な森林整備計画を立てていくそうですよ。

実証実験の概要

全国に広がる可能性と未来への貢献

日立システムズは、これまでのドローンを使った森林調査や、カーボンクレジット創出支援など、森林環境の解析や改善計画立案で多くの自治体と連携してきた実績があります。

今回の実証実験で得られた結果は、日立システムズが持つ全国約300拠点ものネットワークを活用して、森林に関わる企業や自治体、森林組合など、ネイチャーポジティブに取り組みたいと考えているお客さまに展開していく予定です。森林の現状把握から、具体的な施策の策定、そして実行までをワンストップでサポートすることで、自然と共存しながら持続可能な経済活動を実現することを目指しているとのこと。

さらに、環境省が掲げる「30 by 30目標」(陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようという目標)など、さまざまな環境対策アクションにも貢献し、地球の環境を守りながら、みんなが幸せに暮らせる持続可能な社会の実現に取り組んでいくそうです。

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