瀬戸内海を望むカフェ「Cafe Poppy」に廃漁具由来のタイルが導入!島の新たな交流拠点に

Cafe Poppyってどんな場所?

Cafe Poppyは、長年保護猫活動に携わってきた中野ななさんと、向島出身の康晴さんご夫妻が「人口減少が進む向島に関係人口を増やしたい」という熱い想いから立ち上げたカフェです。美しい瀬戸内海を目の前に、人と動物、そして地域がゆるやかにつながる、そんな素敵な交流の場を目指しています。

店内には、空間のシンボルとしてamuca®タイルが壁面を彩っています。このタイルには、廃漁具が生まれ変わるまでの物語や、中野夫妻の海や地域への愛情が込められていて、訪れる人々がカフェや向島への理解を深めるきっかけにもなっています。

モダンでミニマリストなカフェまたはバーの店内。長いバーカウンターとバースツール、窓からは緑が見える。グリッド柄の壁アートと真鍮の壁掛け照明が特徴で、落ち着いた雰囲気の空間。

「amuca®タイル」の魅力に迫る!

amuca®タイルは、ただ美しいだけじゃないんです。環境への優しさ、洗練されたデザイン、そして素材に秘められたストーリー性、これら全てを兼ね備えた廃漁具由来のデザインセメントタイルです。漁網やブイ、ロープといったリサイクルが難しい廃漁具だけでなく、様々な廃材を原料として活用しています。

さらに、製造過程で焼成工程がないため、一般的なタイルと比べて製造時のCO2排出量を抑えられるという、地球に優しい一面も持っています。

グレーの背景に、再生プラスチックや再生紙のような3種類の異なるリサイクル素材のパネルが並んでいます。独特のテクスチャと色彩が特徴で、環境配慮型素材の多様性を示しています。

地域課題とカフェが描く未来

向島では、人口減少という大きな課題に直面しています。都市計画法による新築住宅の建設制約などが影響し、移住や宿泊施設の整備が難しい状況が続いています。そんな中でCafe Poppyは、「山口県は通り過ぎる場所」という認識を変え、人々が向島に立ち止まり、足を運びたくなるきっかけを作りたいという中野夫妻の強い想いから誕生しました。

Cafe Poppyは、関係人口を育むだけでなく、自然や人、文化、動物、環境を大切にする価値観を次の世代へつなぐ場としても機能します。今回のamuca®タイルの採用は、海や地域と人をつなぎたいという夫妻の願いと、廃漁具の物語を通じて海と人をつなぐamuca®の理念がぴったりと重なった結果なんです。

晴れた日に広がる青い空と穏やかな海、緑豊かな山々が美しい海岸風景です。遠くには大きな青い船が停泊しており、手前には石積みの堤防が見えます。

タイルに込められたストーリー「トレーサビリティストーリー」

amuはamuca®タイルとともに、回収された漁具がタイルになるまでの過程や、導入者の想いをまとめた「トレーサビリティストーリー」を提供しています。Cafe Poppyでは、このストーリーをカフェ1階のポスターに掲示し、QRコードを読み込むことで誰でも閲覧できるようになっています。

「amuca Design Tile」は、廃漁網や海洋プラスチックごみを再活用した内装タイル。海を守り、未来へ繋ぐサステナブルな素材で、美しいデザインと環境貢献を両立。

このストーリーを通じて、来訪者はタイルの背景だけでなく、中野夫妻のカフェへの想い、向島の自然の魅力、そしてその裏にある環境問題、さらにはCafe Poppyがどのようにそれらに向き合っているのかを知ることができます。きっと、こうした体験が来訪者と中野夫妻、そして来訪者同士の会話を広げ、向島への愛着を育み、関係人口の増加につながるでしょう。

オーナー中野夫妻からのメッセージ

中野夫妻は、「天候を問わずワンちゃんと一緒に楽しめる空間づくりと、スポーツやドライブ、釣りを楽しむ方から地元の方まで、島を訪れる誰もが気軽に立ち寄れる立地にこだわりました。島ならではのゆったりとした空気感の中で、コーヒーを片手に、時間を気にせず過ごしていただけたら嬉しいです」と語っています。

晴れた日に海辺の岩場に立つカップルが、それぞれ愛犬を抱いて笑顔を見せています。背景には穏やかな海と緑豊かな山々が広がり、遠くには船も見えます。

さらに、「このホッとするひとときが生まれ、美しい自然を一望できるこの場所だからこそ、日常から少し離れ、自分自身や身のまわりの環境、そして社会のことに思いを巡らせ、私たちが生きる地球や環境に関する問題にも目を向けられる場でありたいと考えています。穏やかな瀬戸内海を眺めながら、廃漁具から生まれたamuca®タイルの視覚的な美しさや可愛らしさをきっかけに、製品化に至るまでのストーリーに触れていただくことで、ふと身の回りの環境や動物についても、立ち止まり考えるきっかけになれば幸いです。地球に、動物に、お客様に、そして自分自身にもやさしい空間をこれからも発信してまいります」と、カフェと環境への深い想いを伝えています。

amuのこれからの挑戦

amuは今後、ディスプレイデザイン企業や建築設計事務所を中心にamuca®タイルの販売を拡大し、什器などの新製品開発も進めていくそうです。空間全体でブランドのストーリーやコンセプトを表現できるため、店舗の内装やインテリアへの導入が期待されます。

また、地域貢献を重視する企業と連携し、地域ごとの漁網や廃材を活用したオリジナルタイルの開発も行う予定です。廃材の回収から製造、導入企業の想いまでをまとめたトレーサビリティストーリーをセットで提供することで、来訪者などのエンドユーザーに「導入企業の思想が伝わる仕組み」を構築していくとのこと。あらゆる廃材を資源と捉え、そのストーリーとともに新しい価値を創造していくamuの今後の活動にも注目ですね!

Cafe Poppyの基本情報

Cafe Poppyは、単なる飲食店ではなく、ものづくりのワークショップや教室、マルシェ、保護猫団体の活動紹介など、多様なイベントが継続的に行われる「開かれた場」を目指しています。ここから多様なきっかけが生まれ、外から人が訪れ、地域と関わり続けることで持続的な活性化につながることを目指しています。

青い空と緑豊かな山を背景に建つ、現代的なデザインの二階建て住宅。明るいグレーの外壁と木材の組み合わせが特徴で、大きな窓とバルコニーがある。周辺には他の家々も見える。

窓から見える美しい夕焼けの海の景色です。室内にはテーブルと椅子があり、沈む夕日が海面を明るく照らしています。遠景には山々が広がり、穏やかで開放的な雰囲気が感じられます。

「cafe Poppy」という文字と、ポピーの花、そして犬のシルエットが描かれたロゴマークです。犬同伴可能なカフェやペットショップのロゴとして使えそうなデザインです。

  • 住所: 〒747-0831 山口県防府市向島1713-24

  • アクセス: 山口県防府市向島運動公園から徒歩5分

  • 決済方法: クレジットカード

  • 営業日: 不定休(Instagramの投稿をご確認ください)

  • Instagram: https://www.instagram.com/poppy_cafe_0123/

amu株式会社について

amu株式会社は、全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルし、価値ある製品を生み出す宮城県気仙沼市発のベンチャー企業です。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに掲げ、世の中のゴミや無価値とされているものを再資源化し、新たな価値を吹き込む活動を行っています。

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