全国で広がる生協の支援活動
日本生活協同組合連合会(日本生協連)が発表した調査結果によると、なんと全国の生協の9割以上、具体的には64の生協が「子どもの貧困支援」や「生活困窮者支援」に関わっていることがわかりました!これは前回調査よりも増えているんだって。みんなで協力して、困っている人たちを支えようと頑張っているんですね。

どんな活動をしているの?
生協の支援活動は、本当に多岐にわたっています。
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子ども食堂・多世代食堂:子どもたちや地域のみんなが一緒に温かいご飯を囲める場所を提供しています。2024年度は42生協、1,410箇所で実施され、前回調査より1生協増えました。
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フードドライブ:家庭で使いきれない食品を持ち寄り、地域の福祉施設や子ども食堂などに寄付する活動です。54生協、820箇所で実施され、前回調査より5生協増えています。食品だけでなく、文房具や子ども服など日用品も対象になるケースも!
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フードバンク:まだ食べられるのに市場に出回らなくなった食品を企業などから寄付してもらい、生活困窮者などに届ける活動です。44生協が関わっていて、前回調査より3生協増えました。
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学習支援:子どもたちの学びをサポートする活動で、生協が場所や軽食を提供したり、地域団体への助成金を通じた間接支援をしたりしています。17生協、85箇所で実施されていますが、こちらは前回調査から2生協減少しました。
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奨学金制度・助成金制度:返済不要の給付型奨学金や、地域団体の活動への経済的支援を行っています。奨学金制度は16生協、助成金制度は20生協で実施されており、いずれも前回調査より2生協増えています。
物価高が支援活動に影を落とす…
活動が広がる一方で、物価高騰が思わぬ影響を及ぼしています。特に、フードドライブに寄せられる「お米」などの食品が減っているという声が多く聞かれたんだって。支援のニーズは高まっているのに、寄付が減少してしまうのは心配な状況ですね。
また、地域全体で支え合う動きも進んでいて、社会福祉協議会との連携が増加していることも今回の調査で分かりました。
生協のナイスな取り組み事例!
いくつかユニークな取り組みを紹介しますね!
みやぎ生協の「買ってお届け」フードドライブ
みやぎ生協では、家庭の余剰食品だけでなく、寄贈先が必要としているものを店舗で購入して寄付してもらうという、ちょっと変わったフードドライブを実施しています。寄付された食品は、地域の組合員さんが直接福祉施設や子ども食堂に届けて、継続的な支援につなげているんだって。2024年度は活動回数が増え、食品以外(文房具など)の支援も8エリアで行われました。

パルシステムの「伴走型支援」給付型奨学金
パルシステム生活協同組合連合会は、組合員からの募金を原資に、経済的に困っている学生さんを支援する「パルシステム給付型奨学金(若者応援基金)」に取り組んでいます。2020年の制度創設以来、累計97人に給付を行い、募金総額は2億円を超えているそう。
この奨学金のすごいところは、毎月4万円の給付だけでなく、生活相談などの「伴走型支援」や、農業体験・ボランティアといった「社会体験プログラム」も提供していること!単なるお金の支援にとどまらず、学生さんの心のケアや社会とのつながりを作るサポートまでしているんだね。この取り組みは高く評価され、2025年10月には「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

日本生協連の「子どもの未来アクション」
日本生協連は、子どもの貧困問題に関心を持つ人を増やすために「子どもの未来アクション」という学習活動を全国に呼びかけています。2025年12月時点で、アンバサダー登録者は1,388人にもなっているんだって!また、支援活動への応援助成も行っています。

これからも日本生協連は、全国の生協と共に、誰も取り残されることのない社会の実現に向けて、子育て支援や生活困窮者支援活動を続けていくとのことです。みんなで協力して、より良い未来を作っていきたいですね!



