アンケートの概要
アンケートは令和7年12月23日から令和8年1月13日までの期間で実施され、オンライン形式で回答が受け付けられました。市公式SNSやLINE、デジタルサイネージ、ホームページなどで広く周知された結果、854件の有効回答が集まりました。

回答者の年齢層は10代から80代以上までと幅広く、特に30代から50代の層が多く意見を寄せています。

居住地については、93%が奈良市内に住む方々からの回答でした。
寄せられた声の傾向
多様な世代が「自分ごと」として参加
10代から80代まで、多様な世代から意見が寄せられたことは、市民の皆さんが予算を「自分ごと」と捉え、主体的にまちづくりへ関わろうとしている表れと言えるでしょう。オンライン形式での実施が、幅広い層の参加を促したと推測されます。
「子育て・教育」に関する意見が最多
分野別では、「ひとづくり(子育て・教育・人権・多様性の推進など)」に関する意見が最も多く、全体の32%を占めました。物価高騰などの社会情勢を背景に、子育て支援や教育の充実を求める声が目立っています。

具体的な意見としては、「ひとり親家庭へのお米配付事業は本当にありがたい」「まちの公園整備や遊具増設、乳幼児が遊べる場所がさらにできると嬉しい」といった声が寄せられています。


年代別に見ると、特に若い世代で「ひとづくり」への関心が高い傾向が見られます。
インフラやDXへの意見も
「まちづくり」分野も30%と高い割合を占め、「道をもっと綺麗にしてほしい」「車がなくても快適に移動できるインフラを整えてほしい」といった道路などのインフラに関する意見が多く見られました。
また、「しくみづくり・基盤的取組(DX、市役所の働き方や行財政運営など)」については、「デジタル化を徹底的に推進して効率的な市政運営を望む」という意見がある一方で、「DX推進は避けて通れないが、人でなければフォローができないことは大事にしてほしい」といった、デジタルとヒューマンタッチのバランスを求める声も寄せられました。


性別では、女性が「ひとづくり」や「まちづくり」に対して特に多くの意見を寄せていることがわかります。
予算編成の可視化自体も好評
今回の予算編成過程の公開と意見募集の取り組み自体に対しても、「予算についてのアンケートを取る試みは大変良い」「予算案を拝見したことがなく良いきっかけになった」など、十数件の好意的な評価が寄せられました。市民の皆さんの奈良市政への強い思いが感じられる結果となったようです。

今後の活用について
寄せられた多くの意見は、今後の検討の参考とされ、限られた財源をより効果的に活用できるよう精査が行われ、令和8年度当初予算案の編成が進められます。また、既に実施されている施策に関する意見も一定数あったことから、奈良市は今後、施策の内容や趣旨がより分かりやすく伝わるよう、情報発信の工夫にも努めていくとのことです。
市民の皆さんの声が、これからの奈良市のまちづくりにどう活かされていくのか、注目ですね。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ先
奈良市 総務部 財政課
TEL:0742-34-4720



