災害時の避難所受付が進化!北海道乙部町でデジタル化実証がスタート

避難訓練の概要

実証実験は以下の日程と場所で行われます。

  • 実施日: 2026年1月22日(木)13:00〜14:00

  • 会場: 乙部町民会館(北海道爾志郡乙部町字館浦4番地1)

  • 主な対象者: 乙部町民

  • 想定災害: 北海道南西沖(F14モデル)を震源とするM8超の地震に伴う大津波の発生

この訓練では、住民の方々にデジタル技術を使った避難所受付の流れを実際に体験してもらい、そのメリットを深く理解してもらうことを目指しています。また、避難者マネジメントシステムに対する住民や職員からのフィードバックも集める予定です。

体験できる4種類の入所受付方法

避難所での受付では、以下の4つの方法が体験できます。

避難者名簿の自動生成システム

  1. LINEでのQR読取: バカンのLINE公式アカウント「VACAN防災」を使って情報を入力します。
  2. QR読取でWebフォームに入力: 避難所に入るときにカメラでQRコードを読み取り、Webフォームから情報を入力します。
  3. カードリーダーでの読取: マイナンバーカードや運転免許証をカードリーダーにかざして受付します。
  4. 紙の避難者カード: スマートフォンやマイナンバーカード、運転免許証を持っていない方向けに、紙での受付も用意されています。

避難者マネジメントシステムについて

今回使われる避難者マネジメントシステムは、複数のサービスを統合した共通のプラットフォームで提供されています。WEBサービス「VACAN Maps」では避難所の場所や混雑状況を把握でき、管理者向けの「VACAN Console」では、避難所で集計された人数情報をもとに、避難所のリアルタイム混雑状況を自動で可視化する機能があります。

この機能により、避難所の入所者数や混雑状況がリアルタイムで管理画面やマップに表示されます。これにより、職員や災害対策本部が特別な作業をしなくても状況を把握でき、住民も適切な避難先を選べるようになるでしょう。

今後の展望

バカンは、避難所の混雑状況の配信だけでなく、今回の実証で使われたマイナンバーカードなどを活用した入退所管理機能や避難者名簿の作成機能から、さらに物資の必要量を予測・管理したり、避難者データを他のシステムと連携させたりする機能を追加してきました。

今後は、日常的に公共施設の予約や観光・イベント情報の配信など、災害時だけでなく普段使いもできる「フェーズフリー」な活用を目指しているそうです。安全でスムーズな避難をサポートするため、これからも多くの自治体と協力し、さまざまな機能の開発を進めていくとのことです。

株式会社バカンについて

株式会社バカンは「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに掲げ、AIで混雑を可視化するだけでなく、まちと暮らしをアップデートするプラットフォームを構築しています。経済産業省「J-Startup 2019」にも選ばれた企業です。

  • 会社名: 株式会社バカン

  • 代表者: 河野剛進

  • 所在地: 〒104-0033 東京都中央区 新川2−8−4ナカリンオートビル3F

  • 設立: 2016年6月

  • URL: https://corp.vacan.com/

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