グッドデザイン・ニューホープ賞ってどんな賞?
この賞は、将来のデザイン界を担う新しい世代の活動を応援するために2022年度に創設されました。2025年度は668点の応募の中から115点が選ばれるという、かなりの狭き門だったんですよ。人間性、本質、創造、魅力、倫理といった5つの理念を追求する「優れたデザイン」に贈られる賞で、KOTOBUKI CARE Programは「仕組みのデザイン」というカテゴリーで評価されました。
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GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2025
KOTOBUKI CARE Programってどんなプログラム?

「KOTOBUKI CARE Program」は、日本に続いて高齢化社会を迎える海外の政府関係者、介護・福祉事業者、教育機関の方々を対象に、日本の介護施設や地域での取り組みを実際に見て学ぶ視察・研修プログラムです。ただ「良い事例を見て終わり」ではなく、なぜその判断がなされたのか、どんな価値観や前提があるのかをじっくりと共有することに重点を置いています。これにより、参加者が日本の介護実践を自国や地域に持ち帰り、再構築できる「知」として活用してもらうことを目指しているんです。
さらにすごいのが、海外からの視察・研修で得られた収益が、受け入れ側の日本の介護現場に還元される仕組みになっていること。これは日本の介護分野に新しい価値の循環を生み出す可能性を秘めていると言えそうですね。
審査委員からの評価は?
審査委員からは、「より良い運営をしている事業所は多いが、視察の対価や時間が十分に考慮されていない現実がある。このサービスの設計思想は、忙しいケア現場の負担を抑えつつ、新たな収益を生み出す可能性を示した点が評価された。積み重ねられてきた先進事例や取り組みが、日本を超えて世界に広がることを期待したい」といったコメントが寄せられています。
KOTOBUKI代表からのメッセージ

代表取締役の金子智紀氏は、「少子高齢化が深刻化する中で、日本の介護現場には長年培われてきた知恵があります。これらの実践を価値として見える化し、国際社会に開くことで、世界の課題解決に貢献しつつ、国内の介護業界に持続可能な財源を生み出したい」と語っています。実践を価値に変え、外貨として循環させる、その新しい流れを現場と一緒に作りたいという熱い思いが伝わってきますね。
金子氏は、大学入学以来10年以上にわたり、日本各地の介護施設1,300件以上を調査してきた介護研究のスペシャリストです。その成果は著書『ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント(丸善出版)』にもまとめられています。博士号取得後、研究成果を社会に活かすべく、非営利型株式会社KOTOBUKIを設立しました。
彼のこれまでの活動もぜひ見てみてくださいね。
GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2024 ともに生きるケアのための「思考の補助具」
会社概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 法人名 | 非営利型株式会社KOTOBUKI |
| 代表者 | 金子智紀 |
| 設立 | 2025年1月 |
| 事業内容 | 介護・ケア領域における視察研修事業、教育プログラム開発、国際連携 |
| URL | https://www.kotobuki-care.global/ |
「KOTOBUKI CARE Program」が、日本の介護の素晴らしい知恵を世界に広げ、さらに国内の介護現場にも新しい活力を生み出すことを期待せずにはいられませんね!



